ランエボのファイナルエディションと言えば日本では限定1,000台で2015年4月から販売された。
日本ではすでに8月頃には売り切れており約半年かかって全ての車が販売されたようだ。
一方アメリカでもランエボのファイナルエディションが1,600台限定で発売される予定だ。
↑ 北米仕様ランエボファイナルエディションのリア画像、日本で発売され完売したモノと内容は変わらないようだ、画像はネット上より拝借
日本では1,000台、アメリカでは1,600台
日本ではミドルクラスの4WDスポーツカーとしてインプレッサと共にランエボは良きライバルだった。
ランエボはWRCでの活躍もあり世界的な認知度も高く日本の4WDスポーツカーとしての立場を確立していたのだった。
そのランエボが終了するという事で日本では惜しまれながらもファイナルエディションが発売されて無事完売となっている。
その際の台数が1,000台だった。
一方アメリカではまだランエボの標準モデルも発売されているがファイナルエディションとしては1,600台が発売される予定だ。
このファイナルエディションの台数の対比が非常に興味深い。
↑ 北米仕様ランエボファイナルエディションのフロント画像、見慣れた形のランエボだが熟成が進み内容も外観もなかなか素晴らしい、画像はネット上から拝借
↑ 北米仕様ランエボファイナルエディションのフロント画像その2、スポーティーに乗ろうとするとこのサイズがベターだろうこれ以上大きくなると扱いにくくなる、そういった意味では北米でもこのサイズのスポーツカーが重宝されているのかもしれない、画像はネット上より拝借
↑ 北米仕様ランエボファイナルエディションのリア画像その2、セダン形状だがギュッとコンパクトに凝縮されている印象がある、現在では排ガス規制がグローバルに似通ってきているのでスペックも日本仕様とそれほど変わらない、画像はネット上より拝借
やはりアメリカは車に関して奥が深い
日本でのランエボファイナルエディションの限定台数はご祝儀台数という事もあり実際にはマーケットよりも上振れの数値だと思われる。
一方アメリカでの限定1,600台というのはマーケティングの結果だろうと感じた。
仮にファイナルエディションの日本での適正な限定台数を半分の500台と見積もってみると、単純にスポーツカーのマーケットはアメリカは3倍あるという事だ。
それもモデル末期のモデルだから熟成は進んでいるが従来と大きく変わるところは無いモデルなのだ。
ランエボファイナルエディションを購入する顧客層を考えてみると、どういった動機で購入するのだろうか?非常に気になるところだ。
肝心のアメリカでのランエボファイナルエディションの仕様は日本で発売された内容とほぼ同じようだ。
↑ 北米仕様ランエボファイナルエディションのインパネ画像、内装も日本仕様とほとんど変わらない、次はヨーロッパでもファイナルエディションを販売するのだろうか、画像はネット上より拝借
各自動車メーカーが北米マーケットを向いているのも良く分かる気がする
ランエボのようなモデル末期の限定車であってもこのボリュームなのだ。
これが一般的な自動車ならもっとマーケットは大きいだろうし多様だ。
VWが北米での販売の失速をカバーしようとして例のディーゼル排ガス不正をやってしまったように、世界でも重要なマーケットであることが良く分かる。また各日本車メーカーも北米へ向いている理由が良く分かる。
海外の自動車マーケットについては現地でどのような事になっているのか?もっと知りたいものだ。
そして今回のようなスポーツカー事情についても知りたいと思う。
世界中の人がどのようにスポーツカーを楽しみドライビングしているのか大変気になるのだった。
今回はこのへんで
では