BMW M2がついに登場、カッコ良いコンパクトなボディーかつパワフル、MTは自動ブリッピング付き

前回BMW M2は画像無しの紹介となってしまったが今回はより詳細な情報をお届けしよう。
コンパクトなボディーにパワフルなエンジンを積んだBMW M2は最初からサーキット走行を前提に考えられている。
パワートレーンにそういった仕掛けが一杯なのだ。そして6MTはついに自動でブリッピングする機能が付いた。
BMW M2のリア画像

BMWのMラインアップ

BMWのホットバージョンであるMが付くシリーズもモデルが多くなり非常に充実してきた。
ラインアップを見てみると次のようになる。なんと11車種もあるのだ。

  • M2クーペ
  • M3セダン
  • M4クーペ
  • M4コンバーチブル
  • M5セダン
  • M6クーペ
  • M6グランクーペ
  • M6コンバーチブル
  • X4M40i
  • X5M
  • X6M

その中でも一番小さなサイズが今回紹介するM2となる。
BMW M2のフロント画像
↑ BMW M2のフロント画像、M3やM4と共通のフロントバンパー形状で開口部が大きく迫力がある、すでにかなりのネガティブキャンバーが付いているのが分かる、画像はメーカーサイトより拝借

BMW M2のフロント画像その2
↑ BMW M2のフロント画像その2、BMWのMシリーズはどのモデルも適度な車高をキープしているのが一貫している、この角度からだとリアフェンダーの膨らみが凄い、ノーマル2シリーズからはかなり拡幅されているようだ、画像はメーカーサイトより拝借

BMW M2のサイド画像
↑ BMW M2のサイド画像、古典的で端正な2ドアクーペ形状は今時貴重な存在だ、このブルーは大変美しい色でM2に似合っている、タイヤホイールは前245/35ZR19後265/35ZR19というサイズを履く、画像はメーカーサイトより拝借

BMW M2のリア画像その2
↑ BMW M2のリア画像その2、ボディーサイドのキャラクターラインは明確なモノでは無く抑揚が少なめだ、フロントフェンダーはトレンドの穴開きではない、いかにも良く走りそうな外観をしている、画像はメーカーサイトより拝借

BMW M2のリア画像その3
↑ BMW M2のリア画像その3、エキゾーストシステムはドライブモードと連動して電子制御のフラップを備える事でサウンドを調整sる鵜仕組み、マフラーは左右振り分けの4本出し、チラッと見えるデフはロッキングファクター0-100%の間で可変する電子制御タイプ、画像はメーカーサイトより拝借

BMW 新型M2のスペック

現在発表されているM2のスペックは次のようになる。

サイズ:全長4,468mm×全幅1,854mm×全高1,410mm
エンジン:新開発3.0L直列6気筒ターボ
最高出力:370hp/6,500rpm
最大トルク:465Nm(オーバーブースト時500Nm)
ミッション:
 6MT、ドライサンプ、自動ブリッピング
 7速DCT(M DCT)、パドル付き
ブレーキ:
 前4ピストンキャリパー、後2ピストンキャリパー
 前380mmディスク、後370mmディスク
タイヤホイール:
 前9J×19インチ後10J×19、鍛造ホイール
 前245/35ZR19、後265/35ZR19、Michelin Pilot Super Sport
エキゾーストシステム:電子制御フラップ付き
車両重量:1,570kg
車両制御:
 COMFORT/SPORT/SPORT+
 DSC
 Active M Differential(0-100%制御)
 M Dynamic Mode(MDM)
インフォテイメント:
 ConnectedDrive Services
 GoPro app
 M Laptimer app
最高速度:274km/h(250km/hでリミッター作動)
0-100km/h加速:4.3秒
ニュルラップタイム:7分58秒
燃費:8.5L/100km(11.76km/L 6MT combined)
価格:54,000ユーロ(726万円)
発売開始:2016年4月
価格:56,700ユーロ(765万円)

サーキットユースを意識したエンジンはオイルパンとオイルポンプに仕掛けがあるようで強烈なGが掛かってもOKな構成となっている。
また6MTの潤滑が凝ったモノになっていて激しいドライビングからミッションを保護する。
インフォテイメントにも仕掛けがあり車載映像を撮るGoProとの連動やラップタイマーの機能もある。
こうしてスペックを見るとMにふさわしい内容だ。
BMW M2のエンジン画像
↑ BMW M2のエンジン画像、ギッシリ詰まったエンジンルームだができるだけ後方にエンジンがマウントされているのが分かる、エンジンは新開発の3.0L直6ツインターボから370hp/6,500rpmを発揮するのでターボだが少しだけ高回転タイプ、オーバーブースト機能があり効かせるとトルクが465Nmから500Nmに増強される、画像はメーカーサイトより拝借

BMW M2のフロントホイール画像
↑ BMW M2のフロントホイール画像、鍛造の軽量19インチホイールを前後に履く、ホイールのカットが美しい、ブレーキは前が4ピストン後が2ピストンキャリパー、ディスクは俗に言うインナーハット形式でホイール側中央部からも熱が逃げる構造、画像はメーカーサイトより拝借

 

BMW 新型M2の車内画像

BMW M2のインパネ画像
↑ BMW M2のインパネ画像、いつものBMW流儀のインパネ、ステアリングは比較的小径の真円で偏心無しだ、この個体はM DCTと呼ばれる7速DCTだがブレーキペダルが小さいのが印象的だ、右足で踏んでくださいという事なのだろうか、車の制御指示はセンターコンソール上のiDriveのダイヤルで行う、画像はメーカーサイトより拝借

BMW M2のシート画像
↑ BMW M2のシート画像、フロントシートはなんだか味気ないデザイン、彫りもそれほど深くなく迫力に欠ける、この形状のシートだとフルハーネスの装着は難しそうだ、ステアリングの裏にパドルが見える、画像はメーカーサイトより拝借

Mシリーズの中では一番ヒラヒラ感のありそうなM2

こうしてスペックや画像を見るとM2はMシリーズの中でも最も小さくてヒラヒラ感のありそうなモデルだ。
サーキットへ持ち込んでもかなり面白そうで、ちゃんとドリフトできる制御モードも持つ。
ここらへんはこうした車を求める層の要求をBMWは良く分かっている。

日本に導入する計画についてはまだアナウンスは無いがやってくる確率は高いだろう。
2016年中には日本にもやって来るのではなかろうか。
走ることが大好きなエンスー層に受けそうなモデルだ。
お金があれば1台欲しいと思った。

今回はこのへんで
では