ル・コルビュジエといえば近代建築の巨匠のひとりとして大変有名だ。
管理人もそのデザインには惹かれるものがあり時々見たりするのだった。
ルノーのデザインチームがル・コルビュジエの没後50周年記念としてコンセプトカーを発表しているので見てみよう。
ルノーのコンセプトカー
フランス車のデザインコンセプトカーと言うのはぐっと感じさせるモノがある。
管理人TomTomのお気に入りはルノー「DeZir」でこれを超えるデザインは当分現れそうにないと思っている。
↑ 管理人のお気に入りのルノー「DeZir」、すぐに発売できそうなデザインだが生き物のようでもあり不思議なデザイン、直線が全く無い、画像はメーカーサイトより拝借
↑ 同じフランスのシトロエンの復刻版「DS 21 Pallas」、オリジナルにかなり忠実なオマージュモデルだが現代でも素晴らしいデザイン、このまま発売されると購入する人が多いのではないだろうか、画像はメーカーサイトより拝借
ルノー「Coupe C」
↑ ルノー「Coupe C」のフロント画像その2、「DeZir」と比較するとあまり現実味のないデザイン、全体的にゴチャゴチャしている印象がある、ただ少しだけコルビュジエのデザインと共通するような要素があるのも確かだ、画像はメーカーサイトより拝借
↑ ルノー「Coupe C」のサイド画像、基本的にはロングノーズでクーペスタイルのスポーツカーらしいシルエット、前後のフェンダーのデザインが独特だ、画像はメーカーサイトより拝借
↑ ルノー「Coupe C」のリア画像、前後のフェンダーが出っ張っているところなんぞ30年代とかのオマージュ的な雰囲気を持っている、リアエンドの処理は非常に現代的だ、画像はメーカーサイトより拝借
↑ ルノー「Coupe C」のリアフェンダー画像、車内の画像が無いのだが見てみたい、ドアは後ろヒンジで上に開くようになっている、画像はメーカーサイトより拝借
↑ ルノー「Coupe C」のリアフェンダー画像、リアフェンダーにはアクセントを付けれるようだ、画像はメーカーサイトより拝借
↑ ルノー「Coupe C」のリアフェンダー画像その2、画像だけではどうなっているのか分からない、ひょっとしたらトランクみたいに使えるのかもしれない、画像はメーカーサイトより拝借
自動車メーカーとデザイン
これはいつでも切っても切れない関係だろう。
このデザインを突き詰めるために様々な試みを各自動車メーカーが行っているのだ。
例えば国内ではマツダが最近デザインにうるさい(良い意味で)。
デザインコンセプトもコドウからコエルに変化して行っているようだ。
シトロエンなどはオリジナルのDSデザインを現代に取り入れたりしている。
デザインは人が見てどう思うか?どう感じるか?というファジーな分野だけに研究に余念がないようだ。
コルビュジエ没後50周年イベントは国を上げてのイベント
「Coupe C」はコルビュジエ没後50周年を記念して造られた習作だが、これにはこの「Coupe C」だけの事ではない。
コルビュジエ没後50周年というデザインイベントがフランスで繰り広げられておりそれに合わせた形なのだ。
特に「Cars for living」と銘打って車と建築の関係を掘り下げているところがフランスらしい。
コルビュジエの作品で有名なサヴォア邸をこの手本としている。
日本ではこうした自動車デザインの分野はまだまだ遅れているような気がする。
日本での車単体でのデザインは大変カッコ良くなったし機能的にも素晴らしい。
しかし自動車単体では無くて社会インフラとの関係や古いモノとの関係も重要だ。
日本には古来から素晴らしい工芸品や文化があるのでもっともっとそれを取り入れる事もできるはずだと思う。
デザインはその国の成熟度を表すのだろうと思う。
今回はこのへんで
では