前回ケンブロックのマシンを紹介したのは2014年3月頃だった。
今回ケンブロックが持ち出したマシンはなんと「1978 Ford Escort Mk2 RS」というマシンだ。
実はこのエスコートと言う車は管理人が大好きなマシンなのだ。
エスコートの思い出と言えば
管理人TomTomはアリバタネンのドライビングが大好きだった。
若い頃ラリーのイメージトレーニングにマンクスラリーでのバタネンがドライブするエスコートのインカー映像を見ていた。
低速コーナーではそれほどでもないが高速コーナーでのドライビングが素晴らしいというか怖い。
シフトやペダルの操作を参考にしたものだ。
動画を張っておくので是非見てほしい。
こんなエスコートなのだが
こんな感じで現役時代のエスコートはそれはそれは過激だった。
そのエスコートをケンブロックがチョイスするというのもなかなか渋い。
どうしてこの車をチョイスしたのかは不明だ。
動画がアップされているので見てみると面白い。
実はケンブロックは人間パイロンになっていてその周りをエスコートが走るのだがこれがまた正確なドライビングで驚いてしまう。
いつも正確なドライビングでジムカーナというのにふさわしい、是非一度見てほしいと思う。
ケンブロックの「1978 Ford Escort Mk2 RS」
ケンブロックの「1978 Ford Escort Mk2 RS」は詳細なスペックは不明だがエンジンは2.5L4気筒NAで6速シーケンシャルミッションを積んでいる。
画像を紹介しよう。
↑ ケンブロックの「1978 Ford Escort Mk2 RS」フロント画像、フェンダーの拡幅を見るとかなりの改造が入っていることが分かる、車自体は非常にコンパクトな車だ、RSというモデルには元々コスワースBDAエンジンを積んでいた、画像はhoonigan.comから拝借
↑ ケンブロックの「1978 Ford Escort Mk2 RS」フロント画像その2、オーバーフェンダーは片側20センチくらいある、タイヤホイールは現代っぽいサイズ、ホイールはクロモドラ風、画像はhoonigan.comから拝借
↑ ケンブロックの「1978 Ford Escort Mk2 RS」リア画像その2、リアはシンプルだ、マフラーはNAらしく50パイくらいのモノが付いている、トレッドを大幅に拡幅しているのが分かるショット、画像はhoonigan.comから拝借
↑ ケンブロックの「1978 Ford Escort Mk2 RS」インパネ画像、室内は現在の最新技術で作られている、溶接部分を見るとボディーも徹底的にやり直されているようだ、ステアリングの前にあるロガーは必要最小限の表示、画像はhoonigan.comから拝借
↑ ケンブロックの「1978 Ford Escort Mk2 RS」シート画像、シートはレカロ製、ジムカーナする時にこの形状のシートは邪魔になると思うのだがどうなのだろう、下はメインの制御盤コスワースの文字が見える、このモデルは元々コスワースエンジンを積んでいたがケンブロックのマシンもエンジンはコスワース製らしい、画像はhoonigan.comから拝借
↑ ケンブロックの「1978 Ford Escort Mk2 RS」ペダルボックス画像、WRCラリー車では定番のAPレーシングのペダルボックスだ、この形状なら左足ブレーキングも楽にできそう、各部の作りは現代のレーシングカーそのものだ、画像はhoonigan.comから拝借
ケンブロックはなにかと話題を提供してくれる
毎回何かと話題を提供してくれるケンブロックは発想がなかなかユニークだ。
今回はマシンが少々年代物の車という事でオールドファンには見ごたえのある内容だと思う。
こうした試みを支えているフォードも凄いと思う。
この勢いを日本にも持ち込んでくれたらフォードの車はもっと売れるのではないだろうか。
今回はこのへんで
では