ついにホンダNSXのスーパーカーぶりが発表、ますます手の届かない所に行ってしまった

長らく中途半端な状態が続いていたがホンダ新型NSXの詳細が発表された。
ターゲットはポルシェ911となっていて、それなりの性能と価格となっている。
新型NSXは庶民には手の届かないスーパーカーとなってしまった。

新型NSXのスペック

詳細スペックの発表は東京モーターショー2015になるだろうが現在分かっているスペックは次の通り。

エンジン:3.5L V6ツインターボ ハイブリッド
最高出力:573bhp
最大トルク:644Nm
ミッション:9速DCT
駆動方式:SH-AWD(4WD)
最高速度:307km/h
車両重量:1,725kg
販売価格:$150,000(約1,806万円)

すでに日本でもメディア向けの試乗も催されたようだ。

新型NSXの画像

新型NSXのフロント画像
↑ 新型NSXのフロント画像、以前から見ている画像と変わるところは無いように見える、いかにもスーパーカーという外観であまり個性が無い

新型NSXのリア画像
↑ 新型NSXのリア画像、バンパーレベルから下はスーパーカー的な形状でミッドシップのエンジンやミッションの一部が見えている、バンパー部から上はノッペリしていてイマイチデザイン性というか華が無い

新型NSXのサイド画像
↑ 新型NSXのサイド画像、横から見ると非常にシンプルなシルエットをしている、あまり官能的なウネウネしたボディーよりもこうしたシンプルなデザインのほうがアメリカでは受けるようだ

新型NSXのレイアウト画像
↑ 新型NSXのレイアウト画像、フロントに鎮座するのはモーターユニット、シートの直後にガソリンタンク、シートの間にはバッテリーがある、エンジンは縦置きでミッションと合わせて前後に長い

新型NSXのサスペンション画像
↑ 新型NSXのサスペンション画像、フロントとリア共にダブルウィッシュボーン形式のサスペンション、サスペンションアーム類はアルミ製、スプリングとダンパーは同軸式、普通の形状のディスクブレーキが付いている

新型NSXのインパネ画像
↑ 新型NSXのインパネ画像、最近のホンダに言える事だがインパネデザインに一貫性が無い、モデルモデルでデザインが異なりどこの車か分からないのが残念、高価な車だがそれほど高級感が無い

新型NSXのシート画像
↑ 新型NSXのシート画像、うーんちょっと残念な配色、全体的にもう少し高級感というか華が欲しいところ、ホンダらしいと言えばそれまでだがライバルの911やR8に対抗しようと思えばまだまだだと思う

新型NSXのラゲージ画像
↑ 新型NSXのラゲージ画像、ミッドシップマウントのエンジンの後ろのラゲージスペース、S660とは異なり非常に実用的だ、これなら2人で1泊程度の旅行に出かけられる

新型NSXについて思うこと

ホンダにしては一球入魂的な新型NSXだとは思うがライバルとの差はかなりあるのではないだろうか。
メカ部分に凝るのはホンダらしいところではあるが、この価格帯の車には華も必要だと思う。
良いモノ感だとか高級感だとか所有することで満足感を与えるような部分がもっとほしい。

このあたりは今後のホンダの課題だと思う。

今回はこのへんで
では