ヤマハが東京モーターショーへ出展する「ヤマハ 4輪デザイン提案モデル」の内容が明らかになった。
ネーミングは「SPORTS RIDE CONCEPT」となっていてライドと表現しているところが面白い。
「SPORTS RIDE CONCEPT」の中身は想像していたよりもより現実的なモノだった。
↑ 「SPORTS RIDE CONCEPT」のリア画像、この画像からもボディーが小さいのが良く分かる、ボディーの造形はエモーショナルな曲線が多用されてる、マフラーはテールランプの間の高い位置に配置され2本出しとなっている、これは2輪の影響だろう、下の方にはデフューザーが見て取れる、ドア形状がボヨンと膨らんでいて他に例を見ない形状だ、画像はネット上より拝借
「SPORTS RIDE CONCEPT」のスペック
このモデルは「ヤマハ 4輪デザイン提案モデル」という名前で以前紹介した。
東京モーターショー2015でスペックがちょっとだけ発表になっている。
ヤマハ「SPORTS RIDE CONCEPT」のスペック
「SPORTS RIDE CONCEPT」で分かっている事は以下の通りだ。
サイズ:全長3,900mm×全幅1,720mm×全高1,170mm
フレーム:「iStream」コンセプト、鋼管スペースフレーム+CFRP
車両重量:750kg
エンジン:1.0L 3気筒
スペックを見て思った事
まずボディーが小さい。
全幅は1,720mmとなっており非常に現実的なサイズなのだ。
最大のビックリはその車両重量だろう。
なんと750kgしかない、軽自動車並みなのだ。
「SPORTS RIDE CONCEPT」の画像
公開されている画像は多くは無いがさっそく見てみよう。
↑ 「SPORTS RIDE CONCEPT」のフロント画像、フロントはアルファのようでもあるしトヨタのコンセプトカーのFT-1のようでもある、フロントマスクからボンネット部分はまだまだ詰めなければならないだろう、フェンダー上部の膨らみはなかなか良い感じだ、画像はネット上より拝借
↑ 「SPORTS RIDE CONCEPT」のサイド画像、サイドからの眺めはより現実的だ、これならすぐにでも発売できそうなシルエット、ブレーキディスクは2輪で良く使われるギザギザのドリルドディスクだ、このボンネットの低さならエンジンはミッドシップマウントだろう、画像はメーカーサイトより拝借
↑ 「SPORTS RIDE CONCEPT」の車内画像、シート間の隙間が狭い事から車幅が小さいことが分かる、ドライバーズシートの頭の辺りはオーディオのデバイスだろうか、日本車には珍しい配色と素材感でなかなか雰囲気があってよろし、リアには少しだけ荷物が積めそうな感じ、画像はメーカーサイトより拝借
「SPORTS RIDE CONCEPT」は市販が前提なのか?
画像を見ても分かるように「SPORTS RIDE CONCEPT」は非常に完成度が高く感じる。
1.0Lエンジンといい、超軽量の750kgといい非常に現実的なスペックが並ぶ。
ひょっとしたらヤマハの車が公道上を走る日が近いのかもしれない。
報道では2020年までにヤマハは4輪事業に参入の予定だそうだ。
こんなエモーショナルなライトウェイトスポーツカーが出てくるなんて嬉しいではないか。
今後要注目だ。
今回はこのへんで
では