以前からNDロードスターのシャーシを使ったフィアット系のオープン2シーターが出ると言われてきた。
アルファロメオでは無くフィアットから124スパイダーという名前でついに発表された。
124スパイダーとは非常に懐かしいネーミングの復活である。
↑ 新型124スパイダーのリア画像、なんとなくNCロードスターの面影があるリア、こうした後ろから見ると何の車か分からない、画像はメーカーサイトより拝借
124スパイダーのスペック
ここで124スパイダーのスペックを見てみよう。
サイズ:全長4,054mm×全幅1,740mm×全高1,233mm
ホイールベース:2,310mm
エンジン:1.4L 4気筒ガソリンターボ マルチエアー
最大出力:140hp/5,000rpm
最大トルク:240Nm/2,250rpm
ミッション:6MT、ATもあるかも?
サスペンション:前ダブルウィッシュボーン、後マルチリンク
ブレーキ:前ベンチレーティッドディスク、後ディスク
タイヤホイール:124Spider 195/50R16、Lusso 205/45R17
車両重量:1,050kg
グレード:124Spider、Lusso
発売予定:2016年夏
スペックからはほぼNDロードスターと同じ大きさのボディーを持ち機構部分についてもほぼNDロードスターとなっている。
エンジンは1.4Lのマルチエアーだが非常に低回転型のエンジンでまるでディーゼルのような特性を持つ。
気になる発売は2016年夏となっているのでもう少し待つ必要があるみたいだ。
124スパイダーの外観
それではさっそく124スパイダーの外観画像を見てみよう。
↑ 新型124スパイダーのフロント画像、フロントは制約の多い中でも往年の124スパイダーの雰囲気が良く出ていると思う、フロントスクリーンの枠がシルバーなのがグレードで言うLussoだ、画像はメーカーサイトより拝借
↑ 新型124スパイダーのフロント上から画像、ボンネットにはプレスラインが入りちょっと差別化している、ノーズ部分はこの角度からだとアメ車のようでもある、画像はメーカーサイトより拝借
↑ 新型124スパイダーのフロント上から画像その2、全体のシルエットとしてはほぼ理想的なディメンジョンなのではなかろうか、NDロードスターよりもバランスが取れているように思える、画像はメーカーサイトより拝借
↑ 新型124スパイダーのリア上から画像、フロントフェンダーあたりが良く雰囲気が出ていると思う、それに比較してリア部分がイマイチだ、画像はメーカーサイトより拝借
↑ 新型124スパイダーのサイド画像、やはりフロントは良いがリアにNCロードスターの匂いがする、Lussoは17インチのタイヤホイールを履く、画像はメーカーサイトより拝借
124スパイダーの内装
内装はイタリア車らしく仕上げられているのかと思っていたのだが開けてビックリなのだ。
↑ 新型124スパイダーのインパネ画像、ダッシュボードもセンターコンソールもステアリングもNDロードスターそのままなのでガッカリだ、ダッシュ中央のマツダコネクトまで一緒なのだ、でも凄く手抜きをしているのが逆に新鮮かも、画像はメーカーサイトより拝借
↑ 新型124スパイダーのシート画像、この分だとシートもそのままなのではなかろうか、いくらベース車が同じだと言ってもこれだけ同じなのは珍しいのではないだろうか、画像はメーカーサイトより拝借
↑ 新型124スパイダーのATシフト画像、ここはちょっと理解できないところ、エンジンが異なるのにATの見てくれも全く同じなのだ、それにスペックにはATは無く6MTだけなのにATがある、ひょっとしたらLussoはATなのかもしれない、画像はメーカーサイトより拝借
↑ 参考:NDロードスターのインパネ画像、見比べてみると分かるが124スパイダーとNDロードスターの内装は全く同じなのだ、ここまで同じだとは予想してなかった、画像はメーカーサイトより拝借
正直言って124スパイダーとNDロードスターがここまで同じだとは予想してなかった。
ここまで同じだと兄弟車といったところか。
往年の124スパイダーの雰囲気が良く出ている
肝心の新型124スパイダーの走りはどうなのだろう。
ベースがNDロードスターなのでそれほど変わりは無いと思えるがセッティング次第と言ったところだからだ。
エンジンが高回転を使ってギンギン走るというモノでは無く低回転からトルクが出るタイプなのでゆっくりゆったりとした性格の車にしたいのだろう。
きっとそのほうがこの車の性格に合っていると思うのだ。
↑ オリジナルのフィアット124スパイダー、なんとも雰囲気のある画像だ、往年のフィアット124スパイダーはスッキリしたシンプルな車だった、逆にこのデザインをそのまま出したらより受けそうな気がする、画像はネット上から拝借
車作りも面白い時代になったモノだ。
今回はこのへんで
では