一般には露出する事が少なく名前を知っている人は少ないと思うがZMPという会社がある。
この会社は自動運転技術では世界をリードする会社の一つなのだ。
管理人もこれは「へぇ~知らなかった」という事で大変失礼いたしました。
こういった技術開発型の組織で経営が上手く行っている会社は素晴らしいと思う。
ZMPの得意分野
ZMPのプロダクトを見ていると、これはもう今で言うIoTの塊のような会社となっている。
計測分析等も強そうだが特筆すべきはロボット技術なのだ。
このロボット技術を応用してロボカーという自動運転技術を持っている。
この自動運転技術を乗せた車も研究開発用として販売しているのだ。
すでに自動運転車を買う事が出来る。
と言っても販売するにあたって条件はあると思うしプリウスベースで1,200万円ほどする(意外と安いかも)。
ZMPの戦略
こうした技術を持つZMPは他社と合弁会社を設立して各分野での実用化を目指している。
それは次のようなものがある。
- カートモ:JVCケンウッドとの合弁
CANデータをクラウドへ
- ZEG:ハーツユナイテッドグループとの合弁
車載ソフトウェアの検証のためのサービス提供
- ロボットタクシー:DeNAとの合弁
究極は無人でのタクシー事業
- エアロセンス株式会社:ソニーモバイルコミュニケーションとの合弁
自動運転のドローンによる測量事業
今回注目するのはロボットタクシーだがその他の事業についても自動運転技術をベースにしたものとなっている。
ロボットタクシーの究極の形は?
管理人TomTomは以前に自動運転について「自動運転」「白タク解禁」「高齢化」「地方の交通」というキーワードで考えたことを記事にした。
その際に完全自動運転が実現できれば地方で高齢者に役に立つのではないかと思った。
それがロボットタクシーではすでにイメージされているのだ。
これは素晴らしいと思う。
世界をリードする自動運転技術
ZMPの自動運転技術は日本の全自動車メーカーへ提供されていて自動運転車の周辺環境の把握と自位置を特定するのに秀でている。
すでに2016年には自治体と協力をして無人の自動運転の実証試験を行う事になっているそうだ。
こうした事を実現するには技術だけでは足りない。
何が足りないかと言えば自治体やひいては政治を動かす力だ。
すでに世界の路上では自動運転車が実験を繰り返している。
アメリカでもGoogleの自動運転車(有人)が走行速度が遅すぎて警官に止められて話題になっていた。
管理人TomTomにはこうした力が無いので凄い行動力だと思う。
きっと自動運転技術では世界をリードする一角となるポテンシャルを十分に秘めているだろう。
ZMPは非常に楽しみな会社と技術だと思った。
今回はこのへんで
では