大阪モーターショー2015のスズキブースは東京モーターショーとほぼ同じ展示となっていて見どころが沢山あった。
スズキの「イグニス」は東京モーターショー2015で公開されたモデルだ。
実車を見ると今にも市販できそうな印象で発売は間近ではないかと思われる。
「イグニス」は日本のマーケットにおいてはそのサイズがちょっと中途半端な気もした。
スズキ「イグニス」のスペック
サイズ:全長3,700mm×全幅1,660×全高1,595mm
エンジン:1,242ccガソリン、デュアルジェット、マイルドハイブリッド
トランスミッション:CVT
駆動方式:2WD、4WD
タイヤホイール:205/55R17(TRAIL CONCEPT)
スペックから言うと車体サイズが意味不明なサイズだ。
日本国内向けなら全幅は1,695mmあたりになるだろうし全高も立駐の事を考えて1,550mmに収める必要がある。
そこを押さえていないという事は日本国内をメインと考えていないという事だ。
だが、このサイズは小型クロスオーバーとしてみるとなかなか魅力的なサイズなのは間違いない。
会場では説明員の方はいたがメーカーの方ではないので突っ込んだ質問は対応が出来なかった。
4WDの方式が知りたかったのだが残念。
スズキ「イグニス」の外観
↑ 大阪モーターショー2015のスズキイグニス フロント上方画像、こういった小型車をまとめるのがスズキは上手い、ちょっと古臭い感じのデザインだが逆に飽きが来なくて良いかもしれない
↑ 大阪モーターショー2015のスズキイグニス フロント画像、新型エスクードと同じ形状のボンネット、今時珍しくカチっと四角い印象
↑ 大阪モーターショー2015のスズキイグニス リア画像、ボディーに対してフェンダー部が幅広いのが良く分かるショット、小さいながらも安定感を出している、デザインと仕上げはチープだ
スズキ「イグニス」の室内
↑ 大阪モーターショー2015のスズキイグニス インパネ画像、それなりにまとまったインパネ、この出来を見ると今にも市販できそうな感じがする
↑ 大阪モーターショー2015のスズキイグニス リアシート画像、全長3,700mmなのでリアシート足元はそれほど広くない、基本的には2名乗車で後ろにも乗れますよという感じだろうか?
↑ 大阪モーターショー2015のスズキイグニス リアラゲージ画像、全長3,700mmとしてはまずまずの荷台、2段底になっていたので使い易そう
イグニス TRAIL CONCEPT
↑ 大阪モーターショー2015のスズキイグニストレイルコンセプト フロント画像、ノーマルとそれほど変わらないトレイルコンセプト、トレイルと言う割にはフェンダーにエクステンションが付いてチグハグだ細くて大径タイヤが欲しいところ、ルーフレールが付いてアウトドア風味を出している
↑ 大阪モーターショー2015のスズキイグニストレイルコンセプト サイド画像、この程度の違いならノーマルモデルでも良いかも
↑ 大阪モーターショー2015のスズキイグニストレイルコンセプト フロントホイール画像、ホイールはノーマルモデルと同じでオレンジのライン入りだ、コンセプトモデルだが市販タイヤが装着されているのが面白い、ちなみにサイズは205/55R17となっている、管理人なら15インチの細いダート用タイヤにインチダウンしたいところ
スズキ「イグニス」は小型クロスオーバーとしてはなかなかの出来
大阪モーターショー2015の会場でスズキ「イグニス」を見て魅力的なサイズのクロスオーバーだと思った。
このサイズのクロスオーバーはなかなか基調でありそうでない存在なのだ。
が欲を言わせてもらうと全長4,000mm程度で後席と荷台にもう少し余裕が欲しいところ。
キチンと日本国内のニーズに合わせてほしいと思った。
キチンとした4WD機構を持つのであれば積雪地帯での利用も大丈夫だしアウトドア好きで小さな車が好きな人にはうってつけだろう。
国内でライバルとなるビーゴ/ラッシュもモデルチェンジが近いと思われるので面白くなりそうだ。
今回はこのへんで
では