2015-2016日本カーオブザイヤー(COTY)が決まった。
マツダのNDロードスターが受賞したそうだ。
感想としては順当に受賞したのではないかと思う。
日本にはカーオブザイヤーが3つある
日本にはカーオブザイヤーが3つあると以前書いた。
整理してほしいところだがユーザー的には今回の日本カーオブザイヤー(COTY)なのだろう。
他のカーオブザイヤーはユーザーとしては無視したら良いのだろうか。
まぁこんな事はさておいてNDロードスターのカーオブザイヤー受賞について考えてみた。
NDロードスターのカーオブザイヤー授賞理由
NDロードスターの2015-2016日本カーオブザイヤー授賞理由は次のようになっている。
授賞理由
明確なコンセプトを持ち、作り手の熱い情熱を感じさせるライトウエイトスポーツカーとして、その出来映えの素晴らしさは誰もが認めるところである。さらに初代登場の1989年以来、26年にわたってドライビングの楽しさを追求し続け、真のクルマ文化を根付かせたいと努力してきたマツダの企業姿勢についても高く評価した。
ライトウェイトスポーツカーとしての出来が良かったという事のようだ。
実際NDロードスター自体は非常に良く考えられて作り込まれた車だと思う。
管理人TomTom的にはライトウェイトスポーツカーと言う言葉自体が死語になりつつある状況で一人(一台)気を吐いたというところだろう。
年々軽くて小型のスポーツカーというモノが貴重になっていっているからだ。
そういった中でNDロードスターが軽く小さくなったのは凄い事だと思う。
果たしてオープン2シーターが一般的なのか?
NDロードスターの立ち位置
しかし良く考えてみるとオープン2シーターというのが一般的なのかと思う。
ライトウェイトスポーツカーを作るのであればオープンである必要は無い。
さらに2シーターである必要も無い。
NDロードスターの本当に狙うところ
これは管理人TomTomの個人的な考え方だが次のように考えている。
以前マツダの役員が値引き販売を止めて定価販売にすると発言したことがあった。
これは会社がモノを売るという経済活動を考えるとぜひ実現したい事だ。
かつてマツダは「マツダ地獄」と言われる負の連鎖が付きまとっていた。
ここから脱してさらにブランド力を付け値引きしなくても指名買いされるような車を目指すという事なのだろう。
ここから見えてくるのはマツダとしては価格帯を引き上げ付加価値をもっと厚くしたいという事だ。
NDロードスターは唯一無二の存在
NDロードスターは素晴らしい車だ。それは皆が認めるところだろう。
マツダはこうしたしっかりした車を作り上げたが、より付加価値を付けるためにオープン2シーターにしたと思うのだ。
他に競争相手が不在のマーケットなのだ。
だからプライスリーダーになれる。
それにロードスターの伝統もある。
NDロードスターの廉価版欲しい
もっと考えると誰もがオープン2シーターを好きなのか?という事だ。
管理人TomTomの場合は2シーターは良いともしてもオープンボディーは避ける。
明らかにボディー剛性が落ちるからだ。
それを補強しようとすれば非常に高度なコストのかかるボディー構造が必要になる。
普通の構造、つまり屋根付きで小型軽量なスポーツカーが無いではないか。
これが良く考えてみると現状なのだ。
管理人TomTomが思うにはNDロードスターは良い車だが価格が高すぎる。
これはトヨタの86にも当てはまる事だ。
もっとシンプルで小さくて軽くて安い車が欲しい。
今回はこのへんで
では