マツダのディーラーに出かけてNDロードスターのRSグレードを見てきた。
通常のグレードは見たがRSグレードは初めてだったのでしげしげと観察したのだった。
展示車なので走ってはないが内装については大いにそそるものがあり良い出来だと思った。
NDロードスターはすっかりスポーツカーとして定着
NDロードスターが発売されてから半年以上経過した。
まだ街中で沢山見かけるという訳ではないが時々目にするようになってきた。
その評判もすっかり定着してマツダの目指す軽量コンパクトなスポーツカーを良く表現しているようだ。
NDロードスターにRSグレードが2015年10月に追加になった
そんなNDロードスターにRSグレードが追加になった。
RSグレードは豪華だが走りに振った装備を持つグレードとして次のような専用装備を持っている。
- ビルシュタイン社製ダンパー
- 大径ディスクブレーキ
- フロントサスタワーバー
- インダクションサウンドエンハンサー
- RECARO社製シート
NDロードスターは走る事が好きな人が買うだろうと思われる車だがよりマニアックな装備となっている。
RSグレードはコックピットが良かった
今回見させていただいたのは展示車のRSグレードだった。
実際にRSグレードのシートに座ってみたらレカロシートが非常に気持ち良い。
前に乗っていたNCロードスター(RHT)と比較すると気が付いた点がいくつかある。
これはあくまで管理人TomTomの主観だ。
- 室内幅が確実に小さくなっていてタイトだ
- ミッションの張り出しが大きくなっていて少し気になる(左太ももあたり)
- ヘッドクリアランスは少しだけ余裕が出来た
RSグレードのレカロシートはそれほど深い形状では無いがなかなかに雰囲気のあるものだ。
素材はアルカンターラとレザーとなっていて渋い色調のシートで滑りにくくなっている。
意外とソフトなタッチだったので少しビックリした。
シート以外にはNDロードスター全般に言える事だが室内各部の仕上げが良い。
いかにも良く出来たスポーツカーに乗っているという感触がある。
管理人TomTomは体がでかい事もあるがNDロードスターの室内は少し窮屈に思った。
スポーツカーとしては魅力的なフロントミッドシップ
今回RSグレードのエンジンルームをしげしげと眺める事が出来た。
改めてNDロードスターのエンジンがフロントミッドシップにこだわっているのが良く分かる。
それにバルクヘッドとサスペンションの頭部を結ぶバーもRS専用装備となる。
NCロードスターもそれなりにフロントミッドシップではあったがNDロードスターは徹底しているように見える。
ダンパーの頭とエンジン前端がほぼ同じ位置にある。
だから室内にミッションの張り出しがNCよりも大きいのだ。
ここはこだわっているなぁと感じだところだ。
しかしエンジンルーム前端にバッテリーが有ったりして、もう少し何とかならないものかと思う部分もあるのは確かだ。
またブレーキが通常モデルよりも大きくなっているとの事だがアメリカではブレンボキャリパーのモデルもある。
いっそのことRSにもオプションでブレンボを選べるようにしても良かったのではなかろうか。
そうすると少し価格が高くなり過ぎるきらいはあるがプレミアムな感じがよりすると思った。
今回はこのへんで
では