すでに皆さんはご存知かもしれないが2015年12月24日から発売されるスズキの新型アルトワークスには5MTとAGSの2種が存在するようだ。
世間ではスポーツカーの2ペダル化が確実に進んでいる。
例えばポルシェの911やケイマン/ボクスターもそうだし日産のGT-Rは最初から2ペダルしかないのだ。
スポーツカーの2ペダル化の波は止めれない
前述したようにスポーツカーの2ペダル化の波は止めれない。
MTを自分で操って自由自在に車をコントロールする楽しみは何物にも代えれないものだ。
しかし燃費効率や加速性等の性能面からは2ペダルのほうが良い数値を弾きだしている。
加えてスポーツカーも2ペダルで良いというユーザーが増えているのも事実なのだ。
パドルを操ってゲーム感覚のシフトを味わう事が出来る。
マーケティング的にはスポーツカーの敷居を下げる効果もあるだろう。
アルトシリーズの画期的な点
管理人TomTomはスズキのアルトシリーズはその軽量さにおいて画期的な車だと思っている。
非常に軽く出来ているボディーにもかかわらず走っても全く問題の無いボディーを作り上げることに成功しているからだ。
個人的にはスポーツカーにとって軽さとコンパクトさは命だと思う。
アルトシリーズはこうして軽量化を実現している。
さらにミッションにAGSをラインアップする事により2ペダル化を実現しているところが画期的だと思う。
もちろんダブルクラッチ機構を持ったミッションではないから多くは望めない。
しかしイロイロと制約のある中でAGSをかなりのレベルまで詰めている事も事実だろう。
さらに新型アルトワークスのMTはギア比がターボRSとは異なり多少クロスした設定となっているようだ。
このギア比がそのままAGSにも採用されればもっと画期的だと思う。
なんせ軽量コンパクトで2ペダル、それにクロスしたギア比という事になる。
こんな車は今までに無かっただろう。
新型アルトワークスには期待してみよう
スズキは小粒な自動車メーカーだが時に大変なこだわりを見せてくる時がある。
今回の新型アルトワークスももし前述の軽量コンパクト、2ペダル、クロスしたギア比を採用ということになると大変マニアックなのだ。
MTのギア比がクロスになっているというのは沢山の例がある。
MTをベースにしたAGSだからこそできる芸当なのかもしれない。
管理人TomTomがラリー現役の頃のラリー車は3速クロスを組むことが常識だった。
ラリーの場合に主戦場となる狭い林道では1速まで落とす事を多用する。
そこから加速しようとすると最低でも3速クロスが必要になるのだった。
さらにファイナルギアも変更しているので一般道ではエンジンが回り過ぎて扱いづらい事この上ない。
しかしクロスミッションはドライビングしていて気持ちの良いものだ。
加速時の各ギアの繋がりが気持ちイイ~のだ。
新型アルトワークスのAGSのギア比を楽しみにしてみようと思う。
今回はこのへんで
では