正月の3日からディーラーへ出かけて試乗しまくりだったと書いた。
その際にアルトワークス(AGS)を試乗した事を書いたのだがそのコツコツした乗り心地が何故なのかやっとわかった気がする。
アルトワークスが20kg重い訳
アルトワークスはターボRSに比較して(同じAGS同士)20kg重たいと以前書いた。
AGS同士だとほぼ同じ装備内容なのに20kg重たいのだ。
AGS同士だと装備差はレカロシートが付いているくらいなのだ。
それなのに20kg、軽自動車では非常に大きな差だと思うのだ。
まさかレカロシートがノーマルシートに比較して片側10kg重くて全部で20kg重いなんて考えられない。
では何が違うのかという事だ。
アルトワークスのカタログを良く見てみると
スポット溶接の増し打ちも行い徹底的にこだわってつくりあげた。
とある。
スポット増しとはターボRSに対してなのか?ノーマルアルトに対してなのか?
しかしスポット増しだけで20kgも増えるだろうか?
一体何箇所スポット増ししたのだろうか?
ちょっと不思議だ。
レカロやカヤバのせいだけじゃない
そこで試乗した時の感触を再度思い出してみたのだった。
確かにカヤバのダンパーは突っ張ったように固い、それにレカロの座面も固いのだった。
でも確かにボディーは非常にシッカリしていた事を思い出した。
明らかにターボRSとは異なるボディーの感触だった。
今まで乗った中でもかなり高いボディー剛性だと思った。
ただし試乗の際にはもちろんサーキットを走った訳でも無く街中だけの印象なのでご了承いただきたい。
アルトワークスは座面を下げればオッケー
イロイロ考えてみたがアルトワークスはかなり良く出来ている。
AGSは確かに反応も良く楽しいのだがやはり本命はMTだろう。
残念ながらMTはまだ乗ったことが無いが非常に楽しくドライビングできると思うのだった。
エンジン、ボディー、ミッション、足回りと軽自動車としてはかなりの高水準だと思う。
これで次の点を改善したら言う事なしだ。
- レカロの座面を下げる事(できれば5cmくらい落としたい)
- エンジンのパワーは100PSくらいほしい(P/Wレシオが7kg/PSを切るくらい)
考えようによっては150万円の価格もそのままレカロシートが使えるなら高くは無いと考えるようになった。
ということでアルトワークスのポイントはレカロシートの座面を下げる事だと思う。
今回はこのへんで
では