CES2016でシボレーのEVである「Bolt EV」が公開される事になっている。
広大な北米でEVがどうなのか?と思うが都市部に住んでいる人々には需要があるようなのだ。
日産のリーフやテスラがある程度売れている事がこれを裏付けている。
しかし北米でも特にアメリカは車に関して全く奥の深い国だと思った。
シボレー「Bolt EV」は321kmの航続距離
シボレー「Bolt EV」は2016年の終わりごろには生産に入り2017年からユーザーに提供される予定になっている。
最新のEVらしく機械的な性能とうまく利用するためのアプリケーションと言うか仕組みが提供されているのだ。
その中からいくつかピックアップしてみた。
- MyChevrolet Mobile App
車両充電状態
地図サービス
リモートスタート
キャビンの空調をリモートで行う
取扱説明書の情報
ディーラーのサービススケジュール - EV Navigation Mapping
充電ステーションを意識したルート設定を行うナビの仕組み - Gamification
「Bolt EV」のオンライン上燃費競争に参加する(予定)
ありきたりな内容となっているが実用性の高い機能が並ぶ。
↑ 「Bolt EV」のフロント画像、腰高な印象を受けるが非常にコンパクトなハッチバックボディー、1人か2人なら十分だろう、ボディー全体ではあまり個性が無い、画像はメーカーサイトより拝借
↑ 「Bolt EV」のサイド画像、なんとなくホンダのフィット似のサイドからの眺め、ボンネットが非常に分厚いのが分かる、決してスポーティーとは言えない形状、もう少しスマートにできないものだろうか、画像はメーカーサイトより拝借
↑ 「Bolt EV」のリア画像、リアは分厚いながらも上手くまとめてある、最近のEVはフロントのボンネット横に給電口があるモノが多いが間違えなくて良いと思う、画像はメーカーサイトより拝借
マッスルカーからピックアップトラックそしてEVまで アメリカって凄いなぁ
アメリカは実に車に関しては懐の深い国だ。
エンジンなんてアメリカンV6が基本で300PSや400PSなんて当たり前。
車種もマッスルカー(古い言い回しだけど)からピックアップトラックまで幅広いし強力なパワーを持つというのが当たり前なのだ。
そしてアメリカはヨーロッパのスポーツカーをも受け入れるという面も持っているのだった。
それに加えて今回のようなEVがビジネスになるという面も持っている。
なんと幅広いというか何でも来いと言うか車に関しての懐が深いのだろうと思う。
車好きならアメリカに住んでしまった方が幸せなのかもしれないと真剣に思った。
↑ 「Bolt EV」のインパネ画像、アップライトなインパネ、だがちょっと上向きすぎていないだろうか、新しさは感じられず古臭い印象、グレーの濃淡のカラーもジジ臭い、画像はメーカーサイトより拝借
↑ 「Bolt EV」のフロントシート画像、実用小型ハッチバックとしてはデザインはともかく使いやすそうなインパネ、シートは非対称のカラーリングが面白い、それにフカフカそうな座面だ、画像はメーカーサイトより拝借
↑ 「Bolt EV」のリアシート画像、面積の広いリアシートではこのデザインのダサいところが強調されてしまっているのが残念、広さはまずまずだがヘッドクリアランスが厳しそうだ、画像はメーカーサイトより拝借
↑ 「Bolt EV」のリアラゲージ画像、リアシートを倒すとかなりの荷物が積めますよというアピール画像、日本車のようにリアシート倒してフラットになる仕組みはないようだ、開口部の敷居は高いが荷室の床面自体はEVであることを考慮すると十分に低い、画像はメーカーサイトより拝借
アメリカでハッチバックはどうなのだ?
EVとか言う前にアメリカではハッチバックは少数派というか需要があまり無いようだ。
日本では死滅してしまったクーペやファストバックが生き残っていたりピックアップトラックがハッチバックのように使われていたりとまるで事情が異なるのが非常に面白い。
その中でEVとして日産のリーフにしても今回の「Bolt EV」にしてもハッチバック形状なのだ。
コンパクトさを強調しているのか少人数で通勤に使用するというピンポイントのニーズに絞っているのだろうか。
個人的にはやはりテスラほど航続距離が取れていないだけに近距離の利用を想定しているためだろうと思う。
と考えればEVもテスラのような航続距離の長いセダン形状のGT的な性格とハッチバックのランアバウト的な性格に分かれていくのかもしれない。
今後を追いかけてみたいと思っている。
今回はこのへんで
では