最近のレクサス車のデザインがかなりカッコ良い点について RC-FにGS-FそれにLCとか

管理人は最近のレクサス車はデザインが大変カッコ良くなったと思っている。
モデルとしてはRC-F、最新市販車のGS-F、それに今回NAIAS2016で発表されているLC500はとりわけ素晴らしい曲線美を見せてくれる。
それにしてもレクサスの最近のスポーティーイメージは凄いと思うのであった。

最近のレクサスデザインはおおいに官能的だ

レクサスのデザインが良くなった。
これはひとえにトヨタ時代から引き継いだ車両が一巡してレクサス独自の車が台頭してきたからだろう。
前モデルの骨格を引きずらなくても良くなったから自由度が増している。

ある意味世界中のどの自動車メーカーの車に似ているという事もなくオリジナル度が高い。
ブランド構築にはどこの車と似ているという事が無いオリジナルな感覚が必要なのだ。
そういう意味ではレクサスはこれで独自色をしっかり打ち出せたのではなかろうか。
しかもある程度官能的なデザインでなかなか魅力的だ。

レクサスRC-Fのリア画像
↑ レクサスRC-Fのリアフェンダーあたり画像、フロントフェンダーからリアフェンダーへ続く曲線が控えめだが素晴らしい、それにリアフェンダー後部のスリットが非常に効果的な演出になっている、空力は良さそうだがリアオーバーハングが長く見える、画像はメーカーサイトより拝借

レクサスGS-Fフロント画像
↑ レクサスGS-Fのフロント画像、サイドはRC-Fほどの曲線は持たないがタイヤとフェンダーの関係が素晴らしい、全体的に良くバランスのとれた普段でも使えるセダンという印象の中に迫力を感じる、画像はメーカーサイトより拝借

レクサスLC500フロント画像
↑ レクサスLC500のフロント画像、今回NAIAS2016デトロイトショーで発表されたニューモデルのLC500、こうしたプロモーション画像があるという事はメーカーもこの角度に自信があるという事だ、こちらもドアから続くリアフェンダーへの曲線美が素晴らしい、リアフェンダー前に開いたエアインテークも効果的だ、画像はメーカーサイトより拝借

「Fモデル」のスポーティー度も半端ない

デザインに加えて最近のレクサス車、特に「Fモデル」のスポーティー度が非常に高い。
目の肥えた世界のスポーティーカーの顧客を満足させるレベルになってきたような印象なのだ。

例えばスポーティーさで言うとBMWのMモデル、メルセデスのAMGモデル、ポルシェの一部のモデルとは競合して十分戦えるようになったのではないかと思う。
今まではそうしたスポーティーな高性能車の選択肢に入ってなかったのが選択肢に入るという事だ。

さらにプロモーションもなかなか過激だ。
サーキット走行の静止画と動画を積極的に使い走りの性能をアピールする。
これは世界的な流れだがこうした高価格車であってもスポーティーさ―を強調しユーザーの意のままに動く車、気持ちの良い車という演出だ。

レクサスRC-Fリア画像サーキット走行の図
↑ レクサスRC-Fリア画像サーキット走行の図、スポーティーな高級車でサーキット走るイメージは非常に大切だ、実際に走るかどうかは別にして走らせるとこうした感じというイメージを伝える、画像はメーカーサイトより拝借

レクサスRC-Fフロント画像サーキットイメージの図
↑ レクサスRC-Fフロント画像サーキットイメージの図、いまからサーキットを走るのだぞというワクワクするような画像だ、こうしたイメージが高性能車であることを印象付ける、画像はメーカーサイトより拝借

レクサスGS-Fリア画像サーキット走行の図
↑ レクサスGS-Fリア画像サーキット走行の図、日本では400PS級の高性能車を走らせる場所が無いだけにサーキットへ持ち込んで走りたくなるのは当たり前だ、もし管理人がGS-Fを持っていたらサーキットで走らせてみると思う、画像はメーカーサイトより拝借

LC500の画像

レクサスLC500フロント画像レクサスLC500フロント画像その2レクサスLC500フロント画像その3レクサスLC500サイド画像レクサスLC500リア画像レクサスLC500リア画像その2レクサスLC500リア画像その3

サイズ的に見ればLC500はRC-Fをサイズアップしたような印象となっていて随分と立派なボディーを持つ。
そのLC500のサイズは全長4,760mm×全幅1,920mm×全高1,345mmとなっていて車幅が広くて安定感のあるサイズだ。
ちなみにRC-Fのサイズは全長4,705mm×全幅1,850mm×全高1,390mmとなっている。

同じようなボディーの成り立ちのRC-Fと比較するとLC500はリアウィンドウがより寝ていてスーパーカーの領域に入ってしまったような印象がある。
非日常を感じるスポーツカーと言うような印象だ。

LC500は画像を見る限りかなり作り込まれた印象を持つのでほぼこのデザインで来年に発売になるのだろう。
いつもレクサスはデザインがかなり詰まった段階で出してくる。

発表されたLC500のパワートレーンはキャリーオーバー

NAIAS2016デトロイトショーで発表されているLC500は一連の「Fモデル」と同じ2UR-GSEエンジンを積む。
なかなか評判の良いエンジンでレクサスフラッグシップのスポーティーな車達のパワートレーンだけのことはある。

レクサスGS-Fの2UR-GSEエンジン

ただ世界の高性能車のエンジンの流れはやはり小排気量ターボへと移ってきている。
BMWのMシリーズもメルセデスのAMGも排気量を小さくしてターボ化が完了した。
さらにあのポルシェまでもが水平対向6気筒のNAエンジンをターボ化したのだ。

こうした流れはエミッションコントロールがやり易くパワーの出しやすいターボへと向かっているのは確かだ。
NA好きなエンスーとしては少し悲しい出来事なのだがそのうちに乗り比べてもターボなのかNAなのか区別が付かなくなると思う。

管理人TomTomは次の流れはターボの電動化だと思っている。
もうそうなるとエンジンの味付けは自由自在でなんとでもなる時代が来るのだろう。
NAやらターボやら言っていたことが懐かしく思える時代になっていると思う。

そういう意味ではレクサスも次世代のスポーティーカーのパワートレインの開発を急ぐべきだろう。
これが世界のトレンドなのだ。

世界のスポーツカーは2ペダル化の方向

レクサスの一連の「Fモデル」もそうだが世界のスポーツカーは2ペダルがスタンダードになった。
あのポルシェですら2ペダルのPDKを前面に押し出しているのだ。
逆にMTを選択する事が難しくなってきているのも事実だ。

ある意味高性能なスポーツカーを簡単に乗る事が出来るという意味では素晴らしい事だろう。
逆にMTでないといけないと考える人はレガシーな存在になっていくような気がする。

最先端のスポーツカーとレガシーなスポーツカーと言う2つの潮流が出来てくるのではなかろうか。
さらに今後EVスポーツカーが絡んでくることになるのだ。
レクサスはどの方向性を目指しているのかじっくりと確かめてみたい。

今回はこのへんで
では