中古車業界も変わったものだ。
以前なら中古車の展示会場でのリアルイベントが当たり前だった。
それが今時の知育玩具を利用してネット上のレースをやるというのだから驚いた。
今回はホンダオートテラスがネット上でのミニカーでのレースを期間限定で行うというものだ。
そのミニカーが凝っていてTABOと名付けられた新進気鋭の知育玩具を持ち出してきたのだ。
はたして車好きの琴線に触れる事は出来るのか。
ホンダオートテラスの中古車GRAND PRIX詳細
オートテラスがスポンサーとなって開催されるオンラインイベントとなっている。
このイベントは少々難解なので仕組みを解説してみると次のようになる。
参加者は事前に専用サイトからスマートフォンで登録して自分の車をゲットしておく。
自分の車を作る際にはTwitterアカウントと連携する必要がある。
イベント当日にはこの自分の車でレースにエントリーして1対1の対戦を行い勝ち抜き戦を行うという訳だ。
このオートテラス中古車GRAND PRIXのスケジュールは次の通りとなっている。
- 2016年2月12日(金) 17時~24時
- 2016年2月13日(土) 15時~24時
- 2016年2月14日(日) 15時~24時
で、どこが中古車と関係があるかというと自分の車を作る際にオートテラスの中古車情報を選択する。
選択した車の情報が自分の車に埋め込まれてレース時にも反映されるという仕組みになっている。
プレステのグランツーリスモのようにシビアに車両データが反映されるという訳ではなさそうなので車選びに真剣になる必要は無いだろう。
さらにイベント時にはTABOを操縦する際のヘルプとして豪華声優陣が声でサポートしてくれるという事だ。
ここもポイントが高い部分だろう。
当日はYouTubeやニコニコ生放送でリアルタイムで見れるのでどうなるかが楽しみだ。
ちょっと気になるTABOというミニカー
このイベントで使用されるTABOと呼ばれるミニカーだができたてのホヤホヤのようなのだ。
このTABOは現在2つの意味で注目の分野だと思うのだ。
ひとつめは知育玩具と言うキーワードで子供向けのプログラミングが勉強できるガジェットがどんどん出てきている。
それも小さな子供向けがほとんどで大人向けという訳ではない。
この子供向けと言うのがミソでプログラミングや通信を分かりやすく動作を見ながら勉強することができるのだ。
ふたつめはスマートフォンやタブレットを利用する事だ。
少し以前ならリモートコントロールを無線でやろうとすればラジコンのプロポのようなコントロールデバイスが必要だった。
それが今ではスマートフォンやタブレットを用いてWiFiやBlueToothまたはBLEで制御する事が可能となった。
これはスマートフォンやタブレットの可能性を大きく広げたのではないかと思っている。
最近の知育玩具はこうしたスマートフォンやタブレットと組み合わせて使用するモノがほとんどだ。
1月から3月までは車の需要期なのだ
1月から3月までは中古車にとっては需要期であり売れる季節なのだ。
こうした事から今の時期中古車関係のプロモーションやイベントが非常に多い。
ユーザーは4月には新しい生活を始めることが多いのでこれに合わせて車を調達したり売却したりする事が多い。
今回のオートテラスのオンラインイベントはなかなか画期的だと思う。
最新のテクノロジーとSNSの組み合わせで技術的には最先端を行く。
ただ中古車の販促に繋がるかと言えばどうなのだろう。
話題性は高いと思うのだがこうした最新技術に対して一般のユーザーがどう受け止めるかだろうと思う。
管理人TomTomのようなガジェット好きには非常に興味深いのだった。
管理人TomTomはさっそく車は作ってみた。
時間が合えば実際にエントリして勝ち抜き戦を10回勝てば10万円ゲットなのだ。
賞金につられて参加してみるもの良いだろう。
時代は変わったものだ。
今回はこのへんで
では