コンパクトカー好きの管理人としてはDjデミオ15MBは前々から気になる車なのだ。
大阪オートメッセ2016でDJデミオ15MBのマツダが仕立てたラリー仕様車を見て来たのでレポートしよう。
メーカーが作るだけに当たり前だが綺麗に仕上がっているのだった。
DJデミオ15MBには興味津々
管理人TomTomは以前からDJデミオ15MBには興味津々なのだ。
というのはコンパクトカーで走って楽しい車が少なく選択肢が極端に少ないからだ。
まともに楽しそうなのはZC32スイフトスポーツくらいだろう。
そこで以前からDJデミオ15MBについては注目しているのだった。
国内の競技に関してもこのDJデミオ15MBがかなりの戦闘力を発揮してくれると思っている。
ジムカーナではすでに車作りが進んでいるようだ。
ラリー車仕立ては始めて見たがさすがにメーカーが仕立てただけに綺麗に出来上がっていた。
↑ DJデミオ15MBラリー仕様のスペックシート画像、クリックで拡大
DJデミオMBラリー仕様車の気になる各部のパーツとサイズ
この15MBラリー仕様車はどんなパーツを使っているのだろうかと思って細部を見てみた。
タイヤホイール
タイヤはアドバンA053というラリータイヤで一般に市販されているもの、サイズは185/65R15となっている。
ホイールは日本車には珍しくOZレーシングSuperturismo-GT 15-6.5Jというサイズが装着されていた。
これはヨーロッパでの使用を考えたものだろうか。
足回り
説明員の方に聞くと足回りはマツダスピード特製という事だった。
パッと見で30mmほど車高が上がっている。
室内
シートはこれもマツダスピード特製のフルバケットシートにタカタのフルハーネスの組み合わせだ。
レギュレーションに合致しているかは分からないがロールバーや消火器が装備されすぐにでも出れそうな雰囲気だ。
ドライバーの足元にはヒールアジャストプレートとフットレストが装備される。
ナビの足元にもラリーでは必須のフットレストが装備されていた。
ステアリングはノーマルが付いていた。
最近はノーマルステアリングホイールでも直径が小さい場合が多くそのまま使えそうなことが多い。
ガード類
フロントのエンジン下にはジュラルミン製のアンダーガードが装備されていた。
リブや穴が一切開いていないタイプなのでメンテナンス時は外さないといけないだろう。
画像で見る限りかなり奥までガードしている。
アンダーガード以外にはガード類は見当たらず急ごしらえぶりが分かる。
実戦に出ようと思うとフロアガードやタンクガードひょっとしたらリアサスのガード類が必要になるかもしれない。
マツダ自身の国内ラリー参戦は無いようだ
説明員の方と少しお話をしたがマツダ自身は国内ラリーには参戦はしないようだ。
社員の方とかがプライベート扱いで参戦するような形になっている。
これはトヨタと同じスタンスだ。
前述したようにジムカーナでは15MBでの車作りは進んでいるようだがラリー車はまだまだこれからのようだ。
15MBはスペックから想像するよりも良く走るようでラリーでもどのような結果を残せるかが楽しみだ。
IRCのようなノーマルベースで参戦するラリーに投入してノウハウを蓄積してはどうかと思う。
特にラリーや競技に参戦しなくてもこのDJデミオ15MBは素性が良く走るにはうってつけだ。
ライバルのZC32スイフトスポーツがモデル末期な事を考えるとこのクラスでは唯一の選択肢かもしれない。
自分の車として15MBを弄るのにラリー仕様にしてしまうというのも面白いと思った。
今回はこのへんで
では