トヨタFT-1は完成間近なのか外装は変わらず中身は全く情報無し 大阪オートメッセ2016

前回トヨタのFT-1の話題を取り上げたのはいつの事だろうかと思い返してみた
なんと2014年8月の事だったので既に1年半くらいの時間が経過しているのだった。
その時の画像と今回のFT-1の画像を比較してみると一見して変わっているところは見られない。
という事は外装デザインはほぼこれで決定なのだろう。

大阪オートメッセ2016でのトヨタFT-1 リア下から画像

間近で見るトヨタFT-1は結構大きい

管理人TomTomはトヨタFT-1を間近で見たのは今回が初めてだがけっこう大きな車だと思った。
具体的なサイズはアナウンスされていないが長さも幅も結構あるように見えた。

全体的な印象は抑揚がかなりあり表現が適切かどうか分からないが粘土をねじった際にできる隙間のようなモノが目立つボディーだ。
ただその隙間はきちんと計算されていてフェンダーを官能的に見せるのに役立っている。

フロントガラスはそれほど寝ておらず自然な感じがする。
一方リアウィンドウはかなり寝ていて空力を意識しているのが分かる。
そのもっとも顕著なのがボディー後端でコーダトロンカ形状になっているのが分かる。
リア下部に鎮座するデフューザーも大き過ぎず実質的なモノだ。
マフラーが左右のフェンダー部に組み込まれていてカッコ良い。

見た感じ車幅は1,900mmくらいあるのではないだろうか。

大阪オートメッセ2016でのトヨタFT-1 フロント下から画像

大阪オートメッセ2016でのトヨタFT-1 フロント画像

大阪オートメッセ2016でのトヨタFT-1 フロント斜め画像

しっかり作り込まれたボディー細部

ボディーの細部はかなり作り込まれていて荒いところは見当たらなかった。
それに以前から発表されている画像と変わらないので外装デザインはほぼこれで決定なのだろう。

フロントノーズはトヨタには珍しくまんなかが尖がった形状でここにキドニーグリルが付くのだろうか。
その尖がったノーズの横のエアインテークの奥にはクーリング用の電動ファンが見えている。

足回りといってもチラッと見えるブレーキとタイヤホイールだけだが張りボテでは無くきちんとしたモノが付いているように見える。
特にブレーキはフロント側モノブロックキャリパー(おそらく6ポッド)とドリルド2ピースローターが見えている。
ホイールはボルトの見えないタイプでセンターロッキング形式かもしれない。
それにしてもきれいなホイールだ。

室内は窺い知れなかったがドアミラーの形状が新鮮だ。

ちなみにこの個体はフロントにP-ZERO NERO 245/35ZR、リアに305/30ZRを履く、インチ数は確認できずだった。

大阪オートメッセ2016でのトヨタFT-1 サイド画像

大阪オートメッセ2016でのトヨタFT-1 フロントタイヤホイール画像

FT-1は今どの段階なのだろうか?

FT-1はBMWとの共同開発という事になっているので憶測が飛び交っている。
パワートレーンは直列6気筒ターボだとか様々なうわさがある。

このボディー形状は搭載されるエンジンをあらかじめ想定したうえでデザインされているだろうからパワートレーンは決まっているはずだ。
それに繋がるミッション等もある程度は決まっているはずだと思う。

エンジンの搭載位置(フロントミッドシップ)や前後の重量配分を考えるとトランスアクスル形式を取るという事も考えられる。
キャビンのサイズから見て2シーターか2+2程度で室内は狭そうだ。

このサイズ感と凝ったパワートレーン、細部も高性能なパーツが見え隠れするので安い車では無いだろう。
想像するに1,000万円前後のリアルスポーツカーだろう。
想定するライバルはポルシェのケイマンSや911あたりではないだろうか。
この辺りの価格帯を狙って車自体の味付けを行っている段階だと思う。
いずれにしても出てくるのが楽しみな車だ。

大阪オートメッセ2016でのトヨタFT-1 リア画像

今回はこのへんで
では