トヨタのC-HRはこれまでにも何度か紹介しているがやっとほぼ生産型がジュネーブショー2016で公開された。
外観の画像のみの公開だが非常に良くまとまったシルエットとなっていて素晴らしい出来だと思う。
前回公開されている画像から後部などは現実的な形状に改められている。
トヨタC-HRのスペック
C-HRの公開されているハイブリッドモデルのスペックは情報が少ないが次のようになっている。
C-HRハイブリッドモデルのスペック
サイズ:全長4,350mm(+215)×全幅1,795mm(+30)×全高1,555mm(-10)
エンジン:1.8L4気筒ガソリン
最大出力:98PS/5,200rpm
最大トルク:14.5kgf.m/3,600mm
モーター出力:72PS
モータートルク:16.6kgf.m
ミッション:電気式無段階変速
※サイズの( )内はジュークとの比較
ボディーのサイズを見るとCセグメントのど真ん中となっている。
特に人気のあるCセグメントクロスオーバーだ。
トヨタC-HRの画像
外見は相変わらずガンダムチックな印象のC-HRだがこのジュネーブショーで公開されたほぼ生産型は現実的な形状となっている。
前回気になっていたリア周りの処理もシッカリ修正されてマトモになって現実的な仕上がりだ。
ヨーロッパのCセグメントでC-HRはどうなるのか?
ヨーロッパのCセグメントクロスオーバーのマーケットは非常に競争が激しいカテゴリーだ。
思いつくだけでも次のような手ごわいライバルが群雄割拠となっているのだ。
しかもそれぞれがかなりのレベルの性能とコンセプトをしっかりと持っている。
ここに割って入るのは大変な事である。
- ルノー CAPTUR
- メルセデス GLA
- VW Tigun
- AUDI Q3
- SKODA Yeti
- BMW X1
- MINI COUNTRYMAN
- FIAT 500X
- Jeep RENEGADE
- Peugeot 2008 Crossover
- VAUXHALL MOCCA
- FORD KUGA
- 日産ジューク
今回発表されたC-HRは十分これらのライバルを考慮した冒険心のあるデザインだ。
加えて成熟したハイブリッドシステムを組み合わせる事により十分な性能を発揮できると思う。
スペック上は十分戦えるものを持っていると思うのだ。
だが本当の実力はこうしたスペックの上に構築される感性の部分となるのかもしれない。
今回はこのへんで
では