サーキットへ出かけて自分のラップタイムがリアルタイムに見れるという事は非常に大切な事だ。
この周回はこの部分を修正してその結果がどうなったかを即座に見ることができるからだ。
以前であればサーキット用のラップカウンターを用意するしか選択肢が無かったのだが最近ではスマホを利用したアプリがたくさん登場しているのだった。
サーキット用のラップカウンターの動作
サーキット用のラップカウンターで有名なのはHKSのサーキットアタックカウンターだろう。
管理人TomTomもこれでラップタイムを計測しているのだった。
ただこのサーキットアタックカウンターの動作には条件がある。
それはサーキット側にセンシング用のマグネットが路面に埋め込まれていることが条件なのだ。
昨年夏にセントラルサーキットの舗装が新しくなった時にはこのマグネットの埋め込みが遅れてしばらく使えなかったのだった。
原理は簡単でセンサーでスタート/ゴールに埋め込まれたマグネットを読み取りラップタイムを計測表示する仕組みなのだ。
非常に原始的な仕組みだが簡単確実な方式だ。
さらに区間タイムを計測するために(俗に言うセクタータイムとか)コースの各所にマグネットが埋め込まれているとより情報量が増す。
残念ながらセントラルサーキットではこの方式では区間タイムは計測できない。
もっと簡単にラップタイムを計測表示する方式は無いのか
という事で前回もラップカウンターを用いずにラップタイムを計測する手段を探してみたのだった。
その際にはデジスパイス3というなかなか便利なデバイスを紹介した。
このデジスパイス3というデバイスはなかなか便利な代物で一言で言うとGPSロガーとなっている。
GPSで軌跡を取得してそれをあらかじめ用意されたコース図にマッピングし走行ラインや加減速の具合を解析できる。
もちろんスマホとBTで連携してリアルタイムのラップタイムを表示させることもできるのだ。
自分の走行を詳しく解析して修正していくにはもってこいのシステムだと思う。
価格もそれほど高価では無い。
もっともっと簡単にラップタイムを計測表示する方式は無いのか
デジスパイス3でも大層だという人にはとりあえずラップタイムのみが分かるという合うスマホアプリも多数ある。
しかも非常に安く使用できるので非常に便利な時代になったモノだ。
ちょっと調べただけでも次のようなアプリが出ているようだ。
- YSCreation CircuitLogger
- KAWABATAFARM Laps – GPS Circuit logger
- デジスパイス3 サーキットタイマー 無料アプリ
↑ デジスパイス3 サーキットタイマー 無料アプリの説明書き
ラップタイムを計測して制限はあるがいくつか保存するという用途のみであれば簡単に利用できそうだ。
こうした利用であれば既に使わなくなったスマホでも利用可能なアプリもある。
手元に眠っている古いスマホの有効活用にもなるだろう。
こんなアプリが非常に安価に使用できるなんてユーザーにとってはありがたい時代になったものだと感心する。
一方ソフト屋さんとしては商売がむつかしい時代になったものだと思うのであった。
また使い方としては例えばサーキットだけでは無くラリーのようなスタートとゴールが異なるコースでの計測も可能なアプリもある。
こういう機能を使えばサーキットでは無くいつも走っているコースを計測してみることも可能だ。
今回はこのへんで
では