熊本地震をテレビで見ていて現地に思いをはせている。
お亡くなりになられた方のご冥福をお祈り申し上げます。
被災された方にはお見舞いと早期の復興を祈っております。
くまもんが大好きな管理人にとって熊本は父方の故郷でもあり他人事ではありません。
今回を機会にこうした災害の際に車に求められることを考えてみた。
阪神大震災で管理人が経験した事
管理人TomTomは阪神大震災の際に震度7を経験し自宅も半壊した。
その際にライフラインの状態はどうだっかというと電気はすぐに復旧、水道も2日程度で復旧、最後にガスは復旧になんと3か月も要した。
その際の経験から現在住んでいる住宅はオール電化としている。
一方その時乗っていた車はどうだったかというと阪神大震災で被災した当時はランドクルーザープラドの2400ccディーゼルターボに乗っていた。
さらにカスタマイズとしてタイヤを235/85R16という大径のオフロードタイヤにしていたのだった。
情報が無かった
阪神大震災の際に自宅は半壊だったがなんとか生活はできた。
その際は電気が早く復帰したので情報収集手段はテレビだった。
テレビによって阪神間の特に神戸の酷い状況がやっと入手できたのだった。
だからその後は車にテレビを取り付けるようにした。
道路がボコボコ
地震の後は道路はボコボコな状態だ。
大きな穴が開いている場合も多く道路舗装が無くなっていたり道路上に障害物も多い。
管理人TomTomも大きな穴にハマりランクルプラドもラジエターのステーが折れてしまった事を思い出す。
また道路上に障害物も多く走行に支障をきたすという事が当たり前だった。
そこでクロカン4WDと大径タイヤが役に立ったのは言うまでもない。
交通渋滞が激しい
管理人の住んでいる地域は阪神大震災の際に交通状況が特にひどい地域だった。
朝自宅を出て出かけ夕方に帰ってくると同じ交差点で停止している車が同じだったという事が当たり前だった。
つまり12時間で全く進んでいないという事なのだ。
これじゃ車本来の機能を発揮するという事では無くこうした状況での別の機能を求められるという事でもある。
管理人の場合はこうした事から震災時の移動手段はマウンテンバイクでの移動に切り替えた。
こんな時に趣味で乗っていた自転車が役に立ったのは意外な事だった。
燃料調達が難しい
ガソリンスタンドが開いていないまたは行列ができているという事もある。
この状況では燃費が良いという事も必要だろう。
災害時に車に求められる事
管理人TomTomはこうした阪神大震災での体験から車に求める機能を次のように決めていたのだった。
不整地を走れる事
災害時の道路は前述のようにボコボコだったり障害物が多数ある。
こうした事から車には4WD機能をできる限り求めてきた。
最近ではこうした思いも薄れていて2WD車に乗っているがいずれ4WD車に乗り換える予定にしている。
道路の段差や穴の事を考えるとできる限り大径のタイヤがあるに越したことは無い。
燃費が良い事
次にいつ燃料を補給できるか分からない状況であることを考えると燃費が良く航続距離が長いほうが良い。
電気と情報が得られること
携帯電話やスマートフォンはライフラインとして重要だが電気が無ければただの箱と化す。
だから車から電気が得れることは非常に重要なのだ。
そして車にTVを装備すればある程度の情報は入手できる。
さらにある程度の電気を供給できる機能があればいざという時に役に立つ。
普段使いとの妥協点をどこに置くかが重要だ
管理人の場合は阪神大震災を経験した事で車に求める機能を自分で決めて実行したきた。
しかし時間が経つとそれも薄れてきているのが現時点の反省点だと思う。
人間なんてのど元過ぎればなんとやらというかこうした思いが薄れてしまう。
今回TV報道を見てこうした災害時に車に求められる機能を改めて考えてみると次のようなことがあると思う。
- 4WD機構が欲しい
- 燃費が良く航続距離が長い
- 車自体は小型が良いが車中泊ができる程度の居住性は確保したい
- 電気だけである程度走れればなお良い
- 電気を供給できる事ができればなお良い
管理人TomTomの個人的な意見だが現時点で考えると4WD機構のあるプラグインハイブリッド形式のクロスオーバー車がベストだと考えている。
さらにフロアマットはやはりゴムのフロアマットが一番だろう。
熊本地震をきっかけにこうした事を再度考えてみたいと思う。
でも最後に頼りになるのは自分自身の足だ。
日頃からの身体のトレーニングをしておく必要がある。
今回はこのへんで
では