北京モーターショー2016でレクサスの新型ISがワールドプレミアとなった。
中国は自動車メーカーにとってはいまだに巨大なマーケットであり世界でも重要なマーケットだ。
だから中国専用モデルが発表されたりワールドプレミアが続くわけなのだ。
ISは元をたどればアルテッツア
レクサスISは元々はトヨタのアルテッツアだったのはご存知の通り。
レクサスの中でも一番小さなセダンという位置付けのモデルでスポーティーさが売りだ。
現行のISはほどほどのアグレッシブさで高級感とスポーティーさがうまく調和したモデルだと思う。
管理人TomTomもこのサイズのセダンはちょうど良いサイズだし中でもFモデルは非常に注目だった。
そんなレクサスISが新型になった。
それも北京モーターショー2016でのワールドプレミアとなったのだ。
新型ISはアグレッシブすぎてちょっと下品
新型ISのデザインを一目見て一番強く感じたのがそのデザインが大変アグレッシブな事だ。
一体ここまでアグレッシブにしなければならない理由があるのだろうか。
アグレッシブさが度を過ぎて下品にすら見えるデザインとなっているのは残念。
マーケティングに強いトヨタの事だからここまでやならいと中国マーケットでは受けないと判断したのだろう。
だが日本ではあまり受けないのではないだろうか。
つい先日最新のトヨタの決算が出たばかりで今回の決算は良かったが強烈な危機意識を持っている。
だから攻めの姿勢を持ち続けているのだろうと思う。
その表れがこういったデザインに現れるのだろうか?
トヨタには悪いがちょっとこのデザインだと仮にプレゼントされても乗りたくないと思うのだった。
新型ISの画像
それにしてもエグいフロントになったものだ。
レクサスブランドだからもう少し品があってもいと思うのだ。
スピンドルグリルは良いとしても左右の大きなダクトはレーシングカーのようだ。
エレガントとか上品とかという感覚では無い。
フロントに対してサイドやリアは非常にコンサバで何の変哲もない普通のセダンなのだ。
リアはラインが整理されてアグレッシブだがスッキリした良い感じのデザイン。
フロントの雑然としたデザインからは正反対。
IS350のデフューザーは控えめだが効きそうな形状の物が付いている。
IS200のリアは大人しいが綺麗なラインが構成されている。
ちょっと残念だなぁと思うのがシートの色だ。
もう少し綺麗な色の選択肢は無いのだろうか。
なんだか30年くらい前の車の内装のようだ。
シート形状は凝ったものでは無いが比較的ホールドが良さそうなシートに見える。
攻めの姿勢が出たデザインだが日本では受けそうにない新型ISなのだ。
もうちょっとだけ上品バージョンがあっても良いと思った。
今回はこのへんで
では