先日「AUTOMOBILE COUNCIL 2016」へ行ってきたことを書いた。
しかし古い車そっちのけで「ABARTH 124 spider」が日本でのお披露目だったので先に書いてしまったというわけである。
さて本来の古い車の話題を紹介しよう。
今回は大好きな車の1つであるフォード・コルティナ(コーティナと発音することもある)が出展されていたので紹介してみたいと思う。
ACマインズが出展していたロータス・コルティナ、非常に状態がよくレーシング仕様になっているところが泣ける。
フォード・コルティナという車
フォード・コルティナという車は英国フォードが1962年に発売した小型のファミリーカーだ。
このフォード・コルティナのホットバージョンとしてロータス・コルティナが存在する。
ロータス・コルティナのスペック
サイズ:全長4,270mm×全幅1,590mm×全高1,440mm
ホイールベース:2,490mm
エンジン:DOHC1,558cc106馬力
車両重量:782kg
こうしてスペックを見ると非常に小さな車であることが分かる。
昔の車って小さかったんだなぁといまさらながらに感じるのだった。
というか今の車が大きくなりすぎの感が強い。
ロータス・コルティナの画像
「AUTOMOBILE COUNCIL 2016」の会場で見かけたロータス・コルティナの個体の詳細は不明だが1960年代の車としてはかなり状態のよさそうな1台だった。
古き良き時代の英国車の雰囲気がよく出ているフロント。
ロータスのバッチとボンネットキャッチがさりげなく良い雰囲気、バンパーは取り外されている。
少し上から見ると四角い箱型なのがよくわかるショット。
四角いのだが角が取れていてなにかしらカワイイ印象を持つ。
各部にはボンネットピンやキルスイッチそれにGTミラーなどが装着されていてなかなか憎い装備なのだ。
サイドから見ると実にシンプルなデザイン。
アクセントラインが実によく似合っている。
昔の車の常でボディーに対してタイヤホイールの大きさが相対的に小さく見える。
リアのトランク部分は少しアメ車のテールフィンの影響も見える。
丸いテールランプが雰囲気を出している。
トランクには固定用のスプリング、室内にはロールケージがちらっと見える。
たぶんホイールは英国車の定番ミニライトだろう。
分厚いタイヤが個人的に大変好みだ。
インパネは非常にシンプル、オリジナルのメーターパネルのみを残してストリップしている。
シンプルでよい雰囲気を出している。
古い車の維持は大変だがそれだけの価値があると思う
こうして古い車を見るとコンディションを維持するのは大変手間がかかるのがよくわかる。
管理人TomTomが会場で資料をもらって帰ってきたのがクラシックカー保険というやつだ。
普通の自動車保険の車両保険部分では経年変化に応じた額しか保障されないのがこうしたヒストリックカー泣かせなのだ。
車事態の維持も必要だがこうした付帯部分にもイロイロと必要なのだ。
日本ではこうした古い車を維持するには気候的、経済的にはあまり向かないとは思うがそれでも好きなものはしょうがない。
管理人TomTomもいつかはこうした古い車を愛でたいと思う。
今回はこのへんで
では