タイヤ交換のためにリアル店舗で交渉してみた タイヤ価格のカラクリとS660のホイール情報を仕入れる

管理人の家の車であるミニバンのタイヤが磨り減ってきたので交換をする必要があった。
家の車のタイヤに関しては管理人は国産ということ以外こだわりはない。
だからいつもはネットで価格を調べ安い店舗へ出向いて交換してもらっていた。
今回はいくつかのリアル店舗を回って価格を交渉し満足できる価格になったのでお願いすることにした。
最近ではネット上の価格が安いかどうかだけを見て注文することが多かったが改めてこうした交渉はオモシロイと感じたし営業マンからは面白い情報を聞くことができた。
このあたりのことを書いてみた。

ファルケン ZE914F

ミニバンのタイヤの残り溝が4mmになった

管理人TomTomの家のミニバンの走行距離は8万km弱だが古くなってきたので最近はサスペンションからギシギシと音が出ている。
さすがに10年以上になるとゴムのブッシュが劣化してきているようだ。

前にディーラーでオイル交換をしてもらった際にタイヤの残り溝が4mmしかないですよと指摘を受けていた。
さらに最近ステアリングの感触が悪くなっているのも気になっていた。

というわけで近々遠出をする予定なのでタイヤを交換することにした。

量販店は期末や月末が狙い目?

管理人TomTomの家のミニバンのタイヤサイズは205/55R16だ。
一番近い車関係の量販店に出向いてタイヤコーナーで国産のタイヤについて聞いてみた。

ミニバン用エコタイヤを探す

装着する車がミニバンだからそれほどタイヤにこだわりがあるわけではないが国産のタイヤにしたい。
店頭で目についた国産のエコタイヤについて価格を聞いてみた。
管理人TomTomは関西人!なので表示価格から値引きできなか?と必ず聞くようにしている。
すると面白い答えが返ってきたのだ。
今月中(つまり2017年1月ということだ)に装着すると提示された価格でOKとのこと。
つまり今日と明日しかない。
提示された価格というのはその銘柄のタイヤとサイズならかなり安い価格だ。
ネットの価格と比較してもそれほど遜色はない。

タイヤも熾烈な売上管理

面白いなぁと感じたのはこうしたタイヤを買う際にも「今月中なら」というセールストークを聞いたことだ。
車自体では「今月登録なら」というセールストークは日常茶飯事だ。
だがタイヤとなると管理人TomTomも経験がない。
きっと目標のタイヤ販売本数に届いてないのだろう。
お話ししてすぐにこの提示価格が出たので別のことも聞いてみた。

S660のタイヤ・ホイール情報も聞いてみる

さらにS660のタイヤ・ホイールについてもリアに15インチを入れた実績があるホイールを聞いてもらった。
たぶん一番聞きやすいホイールメーカーに問い合わせをしてくれたと思うのだが実績はないとのことでかなり慎重な返答だった。

S660で行っていたこともありこの場はこれで退散した。

管理人は車の量販店は嫌いだがうまく付き合えば良い

管理人TomTomは量販店はあまり好きではない。
それは彼らの事情を結構押し付けてくるからだ。
今回もそうだが「今月中なら」なんて車自体ならともかく、タイヤでこうした事を押し付けられるのはなんだかなぁという感じである。

だが考えようによってはこれをうまく利用できれば目的のものをかなりお安く手に入れることもできる。
管理人TomTomも過去にZC31用の鍛造ホイールを購入した際に数をたくさん取引しているメーカーだから割引が効くということでかなり安く購入したことがあった。

パーツの在庫状況や品揃えなんかも量販店は間口は広いが充実しているとは限らない。
例えば少し前にS660のワイパーを交換する際に難儀したことがある
この時は近所のホームセンターのPIAA製品の品揃えに感心した。
量販店の3倍くらいの品揃えだし価格も変わらない、ホームセンターも捨てたものではない。

管理人TomTomの場合は車関係の量販店へは普段は全く行かない。
量販店でないと揃わないというモノがほとんどないからだ。
強いて言えばたまにタイヤを買うことがあるくらいだ。
量販店は価格が安いわけでもないし接客が素晴らしいというわけでもない(どちらかというと悪い)。
量販店ができてホームセンターができないことはオイル交換とオーディオ関係くらいだろう。
管理人TomTomの場合はオイル交換はディーラーか自分で行うしオーディオ関係も自分でほとんどやってしまう。

ユーザー側もうまくお店を選んでその特徴を活かすようにしなければならない。

たまたま同一メーカー系列店に行ってみた

お話しが脱線してしまったが、次に近所に先ほど量販店でお話しをしたのと同一のタイヤメーカーの系列店があったので入ってみた。
このお店は以前から気になっていたが今までは縁がなかったのだ。
先ほど量販店で見積もってもらったタイヤメーカーと同じなのだがこの時点では意識したわけではなくたまたま気になっていたお店だっただけだ(小さなお店が好き)。

最初ミニバン用エコタイヤは高かった

そこでミニバン用の同じタイヤの見積をしてもらったところ先ほどの量販店よりもかなり高かった。
まぁここまでは想定内である。
イロイロと接客してくれた営業さんとお話しをしていると面白いことがたくさん聞けた。

S660の15インチ化を相談してみた

管理人TomTomはS660のリア15インチ化を企んでいるのだがそれを相談してみた。
営業マンいわく、S660のリアは15インチのブレーキが付いているのでそこに15インチホイールを入れるということ自体が論外であるとのことだ。
もし15インチホイールで装着できるモノがあればそれはホイールの誤差とも言うべきもので販売店はもとよりメーカーは保証できない。
管理人TomTomはこの意見は売る方の立場としてはもっともだと思う。

最初はこうしたお話しだったがさらにお話ししていくうちに面白いことを聞けた。

20170203追記

よく考えてみるとS660は前後φ260mmのディスクブレーキを装備しているとカタログやWebサイトに書いてある。
前後同じ大きさなのだ。
ということはフロントホイールは15インチの設定なので、リアは当然15インチが入るはずだ。
それがクリアランスが不足してしまうということは単にキャリパーがデカイという事だ。
だから営業マンが言うリアに15インチのブレーキが付いていて15インチホイールが入らないというのは間違っていると思う。

メーカー系列店でのより深いお話し

メーカー系列店の営業マンと話し込んでいるとさらに面白いお話しが聞けた。

ミニバン用エコタイヤ

実はさきほど量販店でタイヤの価格を聞いてきたと伝えた。
すると先ほど管理人TomTomが行ってきた量販店へはこのメーカー系列店からタイヤを卸しているということだ。
つまりお客さんということだ。

営業マンよると量販店で出してもらった価格は大変頑張った価格だと言っていた。
なるほどそういう事情だったのか、と感心したのだった。
そう考えると先ほどの価格を下回らないのは正しい対応だ。

ではもっと他の選択肢がないのか、と突っ込んでみた。
するとさすがメーカー系列店だけのことはある、いくつかの選択肢を提示してくれた。
最終的には管理人TomTomは最初に聞いた銘柄ではなく別銘柄で納得できる価格を出してくれた。
もともと量販店はあまり好きではないしこのお店が気になっていたこともありこちらに決めた。
商売とは面白いものだ。

保証はしかねるが

S660のリア15インチ化についても突っ込んでお話しをするうちにいくつかの選択肢を引き出すことができた。
管理人TomTomが考える今回の15インチ化については普段履きを考えている。
ゆくゆくはサーキットユースを考えた上でのリア15インチ化だがとりあえずは普段履いてみてどうなるかを見てみたい。
現在のS660の使用方法からすると主にツーリングで使用することになる。

保証はできないという前提で狙うサイズを車に仮に当ててみて問題なさそうであれば装着するということはできるかもということだ。
つまり前述のように15インチブレーキを装備したS660のリアに15インチホイールを装着するということはホイールとの間隔が不足するのは明らかだからだ。

実はこういったことは過去にも経験している。
ハイエースに乗っていた時にアルミホイールを入れたときには荷重の問題があった。
ZC31スイフトスポーツのときの15インチ化の際にも仮に当ててみての購入となった。

さらに装着できたとしても自己責任ということになる。
これは納得の上だ。

ホイールのインセットで悩む

お話しがミニバン用のエコタイヤ調達からそれてしまっているが、管理人TomTomがやりたいと思っているS660のリア15インチ化へ少し近づいたような感じだ。

S660に乗っている方はお分かりだと思うがこの車のホイールインセットはシビアだ。
フロントとリア共にほぼ余裕はないが管理人TomTomの考え方としてノーマルになるべく近いものとしたい。
加えて現在のところストロークを短くしてしまうサスペンション変更を考えていないので当分はノーマルの足回りと車高を想定している。

管理人TomTomが狙っているホイールでのお話しとしては次のようになる。
フロントはよくある純正と同一の5Jの+45で他にはほぼ選択肢はない。
リアは純正6.5Jの+50に対して15インチ化のため6Jで行く予定にしている(タイヤは185/55R15を想定)。
この6Jのインセットは狙っているホイールでは+38と+45が選択できる。
+45の場合は計算上で純正よりも1.35mmへっこむ。
+38の場合は同じく計算上で純正よりも5.65mm出っ張る。
悩ましいのは車検対応にしておきたいし、それにスペーサーは使いたくないということだ。

管理人TomTomがS660を購入した動機は尖った車というコンセプトだった。
であれば+38ということになるだろうと自分では思っている。
エコタイヤの購入から始まったお話しが飛躍してこうなってしまった。
S660のタイヤ・ホイールのお話しについてはまた別の機会に書いてみようと思う。

何の世界でも裏側のお話しというのは存在するが車業界も裏事情がたくさんある業界ではある。
だから面白い。

今回はこのへんで
では