昨日、管理人のS660に念願の硬い屋根を装着したと報告した。
昨日は時間が無かったが、今朝走ってきたのでその印象を書いてみようと思う。
まだしっかり攻めてないが、流した程度だと非常にしっかりしていて安心感がある。
試しに小さな峠を幾つか越えてみたが以前のような不安感は全く無かった。
それに室内から見ると幾分頭上のスペースが広くなった印象だ。
今のところS660の硬い屋根は大成功というところだ。
一番大きいのは安心感
昨日も書いたが柔らかい屋根だと怖い。
だが今朝はまったく違った、怖い感覚は無くなり守られている感が強い。
無限ハードトップを装着して初めて山を走ってみたが心理的にまったく違うのだ。
さらに無限ハードトップの出来が良いためギシギシという音や風切り音とは無縁だ。
ロールトップではあれだけギシギシ鳴っていたのにまったく音がしない。
経年変化でどうなるか分からないが今のところは非常に精度が高くてよく出来ていると思う。
使い勝手はS660に乗っている限り以前とまったく変わらずだ。
掃除や洗車の際には少々勝手が異なるとは思うがすぐに慣れるだろう。
S6660はやっぱりハードトップが標準が良いだろう
「ブルーノレザーエディション」というS660の限定車が出ている。
管理人TomTomはこの期間限定車はなかなかおもしろい試みだと思っている。
S660の方向性はスパルタンな走り100%だけの車ではないですよ、とメーカー自身が言っているということだ。
だがこうした方向へ行くのならばブラッシュアップしなければならないところがたくさんある。
それは音や室内の暑さ、さらには乗心地の問題だろうと思う。
加えて積載能力をもう少し改善できたらベストだろう。
2名での日帰り~1泊程度のツーリングに使えるようになる。
今回S660に無限ハードトップを装着してみて音の問題がすごく改善されたのにビックリした。
エンジン音をはじめとするメカ音は相変わらずだが、外部からの侵入ノイズについてはかなり減る。
純粋にメカ音を楽しめるようになる。
「ブルーノレザーエディション」のような方向性の車ならハードトップを標準装備でも良いのではないだろうか。
さらに昔流行ったレザートップのようなシボの入ったハードトップならもっと面白い。
色を間違えるとどうしようもないが、渋い色でレザートップが装備できればカッコ良いかもしれない。
どうせやるならそんなのを企画して欲しい。
S660のボディー剛性が上がった?
無限ハードトップを装着して前述のように音の問題はかなり改善した。
さらに感じたのはボディー剛性が上がったかのような印象を持ったことだ。
S660標準のロールトップではサイドの固定部分でしか前後を結合できない。
無限ハードトップを装着すると固定部分は同じだが、硬い素材なので前端のフロントウィンドウ上部、後端のボディーとの接触面が線で接することになる。
このことがボディー剛性が上がったかのような印象を生むのだろうと予想する。
きっとボディーが斜めに歪んだ時の歪み方が少ないのだろう。
無限ハードトップ自体はGFRP(ガラス繊維強化プラスチック)ということでグラスファイバー製だ。
すごい強度があるとは思えないがロールトップより強度ははるかにある。
こんな薄いGFRPのルーフでこれだけ変わるのは面白い。
気になるコーナリングへの影響は
S660標準のロールトップに比較して無限ハードトップは3kgほど重量が重くなる。
それが走りにどう影響するのか?が非常に気になっていた。
結論から言うと実際に走ってみてまったく分からない。
予想通り管理人TomTomごときの感性ではこのルーフの4kgの違いはわからなかった。
逆にボディーがピシっとした印象があるので多少ボディー剛性に貢献しているのかもしれない。
このあたりはもう少し走り込んでみないと分からない。
ちなみに硬派のS660乗りによると、無限ハードトップ装着して走り回ると装着時はすんなりだったが取り外し時はえらくきつくて難儀したと言っていた。
ボディーにストレスをたくさんかけると、ルーフ部分にしわ寄せが来るようだ。
オープンが大好きという人以外にお勧めだ
管理人TomTomは無限ハードトップ装着でこれだけS660の印象が変わるとは思っていなかった。
ちょっとうれしい誤算ではある。
昨日も書いたがS660をオープンカーとしてではなくスポーツカーとして購入した人にはお勧めだと思う。
価格と納期以外にデメリットは全く無い。
ただし取り外しをする人は置いておくスペースや置き方にかなり神経を使うと思う。
これだけ大きくて慎重に扱わなければならない品物はなかなか無い。
管理人TomTomの場合はきっと装着しっぱなしになるだろう。
S660でもハードトップ付きなら大雨でも不安はないし、今回のように林道へ入り込んでも不安はない。
今回あらためて無限ハードトップを装着して舗装林道に入り込んでみた。
S660はノーマル車高ならこうした使い方もできる。
古道や旧峠を散策するお供としても十分機能すると思う。
能勢町浮峠にて
今回はこのへんで
では