今回のデトロイトショーにてスバル新型「WRX STI」が発表になっている。 その気になる内容はそれほほど過激ではないが先代よりも正常進化といっても良いだろう。
新型「WRX STI」のスペック
さっそく分かっているスバル新型「WRX STI」のスペックを見てみよう。
サイズ:全長×全幅×全高:4,595mm×1,795mm×1,475mm
ホイールベース:2,650mm
エンジン:2.5リッター水平対向4気筒ターボ
最高出力:305hp/6000rpm
最大トルク:40.1kgm/4000rpm
トランスミッション:6段MT
タイヤサイズ:245/40R18
スバル新型「WRX STI」の内容としては従来からある先代の内容を踏襲してグレードアップをしてきたという印象だ。
エンジンはキャリーオーバーだが、新たに電動パワーステアリングを採用してギア比のクイック化(15:1→14.5:1)を図っている。
また硬いギアボックスマウントブッシュの採用でステアリングの剛性感を上げているという。
新型「WRX STI」の駆動系
制御系は「マルチモードDCCD(ドライバーズコントロールセンターデフ)」は従来通りだが、「マルチモードVDC」やベースモデルのWRXと同じく「アクティブトルクベクタリング」機構を採用している。 これはコーナリング時にフロント内輪側にブレーキをかけることでアンダーステアを抑制する機構だ。
↑ スバル新型「WRX STI」のフロント画像、外観は先に発表された素のWRXとそれほど変わらない、全福が変わらないのでフェンダーの張り出しも同じ印象、レヴォーグとも共通性のあるデザインだ、これからのスバル顔なのか、画像はネット上から拝借
↑ スバル新型「WRX STI」のサイド画像、外観の印象はインプレッサというよりはレガシーセダンのイメージだ、巨大なウィングが目立つ、なんだか非常にシンプルな印象で少しだけ拍子抜けをしてしまいそう、ちなみにタイヤは245/40R18を装着している、画像はネット上から拝借
↑ スバル新型「WRX STI」のリア画像、この角度から見るとかなりアグレッシブなことが良く分かる、まずフロントフェンダーは穴あき!のようだ、リアのバンパー下部のデフューザーがいかにも効きそうな形状をしている、マフラーはターボにもかかわらず左右振り分けの4本出しとなっていて装飾過剰だ、画像はネット上から拝借
↑ スバル新型「WRX STI」のインパネ画像、 それほど過激な印象は無い、ステアリングは下がまっすぐに切れているD形状、シートは座面部分の掘り込みはそれほどきつくなさそうだ、素材はアルカンターラだろうか、センターコンソールもオーソドックスな形状をしている、画像はネット上から拝借
↑ スバル新型「WRX STI」のメーター画像、エンジンは基本的に先代のキャリーオーバーなので気になるレブリミットも同じだろう、この画像ではレッドゾーンが良く見えないが6500か7000あたりか、北米モデルなのでスピードメーターの数値が2重表記になっているもちろん外側がマイルだ、画像はネット上から拝借
↑ スバル新型「WRX STI」のセンターコンソールのコントロール部分画像、ドライブモードSI-DRIVEの選択は従来通り、ドライバーズコントロールデフのセレクターも従来通りのようだ、これなら古くからのスバルファンであれば迷いうことは無いだろう、非常に手堅く仕上げてきている印象だ、画像はネット上から拝借
↑ スバル新型「WRX STI」のフロントフェンダーのアップ画像、ここが問題なのだが先日日本で発表されたニュル参戦車は過激なフェンダーをしていてこのまま市販されるのかと感じたが実際の市販車はこうなっている、ノーマルWRXと同じ張り出しだがエアアウトレット付いているようだ、真横からはそれほど目立たなかったが良く見てみると迫力満点だ、これで全幅が1800以内に収まっている(1795mm)のでサイズ的にはなかなか頑張ったのではなかろうか、画像はネット上から拝借
なかなか手堅い手法で仕上げられた新型「WRX STI」
まだまだ断片的だがスバル新型「WRX STI」の情報が出てきている。
今のところ非常に手堅い手法で仕上げられているのが良く分かる。スバルの中では「WRX STI」はスポーツカーのフラグシップ的な存在なので失敗はできないだろう。先代のノウハウから細かいところに手が入りスタビリティーが大変向上しているように思えるので早く試乗をしてみたいものだ。
日本では少し仕様が異なるだろうが、いつ頃発表になるのだろう。
詳細が分かり次第レポートしたいと思う。
今回はこのへんで
では