オッサンが好きな機械仕掛けの車達。
個人的に最近の新車には無いメカを操る喜びを求めると少し昔の絶版車、それもコンパクトカーでも熱いやつをチョイスすることになる。
現在の中古車でしか手に入らない好きな車を上げてみた。
トヨタ:デュエット/ダイハツ:ストーリア(FFモデル)
デュエット1.3S/ストーリア1.3ツーリング
1,300cc最強のK3-VE2エンジンを積む普通のハッチバックだ。
形式LA-M101S、エンジンは1.3LのK3-VE2でハイオク仕様から110ps/7,000rpmと12.8kgm/4,400rpmを発揮する。
ミッションは5MTとATもあった。
ボディーサイズは 3,690×1,600×1,435mm、車両重量850kgなのでPWレシオは7.73kg/psとなる。
なんの変哲もないハッチバックなのだがパワーウェイトレシオは7.73kg/psを記録し、ちょっとしたものなのだ。
NAで軽い車の典型だと思う。
オプションでレカロシートの設定があったのがなんともスポーティーでかわいい。
この車の成り立ちはダイハツが製造販売、トヨタでも併売する形で、ベースは軽自動車なのだ。
ダイハツではストーリア、トヨタからはデュエットという名称で発売されていた。
従ってパーツはミラのモノとかが使えたりする。ちょっと変わった成り立ちの車だ。
この1.3S/1.3ツーリングというグレードに要注意だ。
このグレードはめったに中古車でも出てこない、出てきたら即買いの車だと思っている。
トヨタMR-S
MR-S
TA-ZZW30 1.8L、1ZZ-FE、140ps/6,400rpm、17.4kgm/4,400rpm、レギュラー仕様、6MT/6AT 3,895×1,695×1,235mm、990kg、ちなみにPWレシオ7.07kg/ps
トヨタにはそのまた昔にMR2という4AGを積んだミッドシップスポーツがあった。
その車の後継なのだが、これまた変わった車だ。
エンジンは1.8LのZZで決して凄いエンジンでは無いのだが、ミッションが変わっている。
トヨタでは後にも先にもこの車だけの2ペダル6速シーケンシャルミッションのラインアップがある。
中身はMTそのものだが2ペダルでクラッチの制御を電子的に行っている。
シフトダウン時にはちゃんとブリッピングを行う。
ただしオートのモードは無いのでいつでもガチャガチャしてないといけない。
でもこれなら体力のないオッチャンもブレーキングとステアリングワークに集中できるできるという訳だ。
しかしこの車荷物を積むところが無い、トランク無いし室内にも積むところが無い。
お忍びで1泊旅行が行けないではないか、なんと硬派な車なのだろう。
今でも中古車市場では結構な価格の車だ。
トヨタカローラ
カローラGT
E-AE111 1.6L、4A-GE、165ps/7,800rpm、16.5kgm/5,600rpm、ハイオク仕様、6MT 4,315×1,690×1,385mm、1,100kg、ちなみにPWレシオ6.68kg/ps
なんの変哲のないセダンなのだが中身が4AGを積んでいて6MTモデルがあったりする。
外観は全くオッサン車だが中身は熱い車だ。
パーツもまだあるようなのでまだまだいける。
外観はノーマル然として仕上げて、その中身はウッヒヒという事ができる車だ。
全くオッサン好みなのだうれしい。
ウチの近所にこの車を得意とする中古車屋さんがあるので時々覗いてはチェックするようにしている、しかし渋い車だ。
ダイハツストーリアX4(4WD)
ストーリアX4
GF-M112S 713cc、4気筒ターボ、120ps/7,200rpm、13kgm/4,800rpm、ハイオク仕様、5MT 3,660×1,600×1,450mm、840kg、ちなみにPWレシオ7.00kg/ps
なんだかこうして見ると管理人TomTomはダイハツが好きなんだなぁと思う。
なぜなんだろう?それはきっとコンペティション向けに作られた車達なんだからと思う、これに弱いんだなぁ。
この車は国内ラリーのAクラスに参戦するために作られた車で、その規定に合わせるために排気量が713ccしかない。
このエンジンはターボだが1Lあたり168psを発揮するカリカリのターボなのだ。
あのA45AMGの2.0Lターボは1Lあたり180psなのでその凄さが分かるだろう。
おまけにフルタイム4WDとなっていて構造は簡単だがフルにトラクションを確保できる。
競技ベース車なので中古車でも状態の良い車は少なく高いのが玉に瑕なのだが一度は乗ってみたい車だ。
ダイハツブーンX4
ブーンX4
ABA-M312S 936cc、KJ-VET、4気筒ターボ、133ps/7,200rpm、13.5kgm/3,600rpm、ハイオク仕様、5MT 3,630×1,665×1,550mm、980kg、ちなみにPWレシオ7.37kg/ps
この車もストーリアX4の後継者としてラリー参戦の目的で作られた車だ。
ストーリアX4と同じく規定に合わせるために排気量が936ccとなっていてターボ係数を掛けて規定内に収まるようにしてある。
ストーリアX4よりは新しく文化的なので普段乗りにも十分耐えれるが、ファイナルが低くクロスミッションを積んでいるので高速走行は苦手な車なのだ。
この車は大変希少価値があってタマが少ないため中古車市場では新車以上の価格が付く、高嶺の花なのだ。
こんな不便な車が好きになってしまう私は変態なのだろうか。
管理人はカーセンサーで中古車を探すんです
カーセンサーnetの良いところは中古車の詳細ページから該当車両のスペックがすぐに確認できる点。
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今日はこのへんで
では