TomTom的今でも欲しい車、絶版国産スポーツ編その2

少し電子制御が入り過ぎの現代の車。
こいつら現代の車は自分の感性と少し合わないところがあったりするのが玉に瑕。
でも素晴らしいテクノロジーで安全に速く走れるのは間違いが無いところ。
実用車はこれで良いと思うのだが、趣味としての車となればチト違うと思うのだ。
言うなれば人馬一体というか阿吽の息というか、意のままに操れる事、ちゃんとオッサンにフィードバックをしてくれる事が大事なのだ。
そういう意味では走る際の車とのコミュニケーションを楽しむというような意味合いも大きな要素なのだ。
そしてここに電子制御を極力挟みたくないのだ。

オッサンが好きな機械仕掛けの車達

という訳で絶版国産スポーツ編の続きである。
ここでTomTomの主観で選んでいることをご容赦願いたい。
かなり偏った少し変態な趣味が入っているかもしれない。
それにFFだのFRだのという議論はする気が無いのだ。
TomTom個人的には駆動方式にこだわることは全くなく、その車が楽しくドライビングできるかどうかなのだ。
TomTomにとってFFでもFRでもケツが流れるのは変わりがない事なのだ。
これだけ見てもどれだけ変態なのかはよくお分かりかもしれない、ご容赦を。

DC2(ホンダインテグラType-R)

DC2
やはり軽い、コンパクト、強力なエンジン、しっかりとした作りというところが美点だと思う。
いまだにジムカーナとかラリーで現役だったりするので元々のポテンシャルが高いことが良く分る。

この前まで存在していたType-Rの出始めの頃のモデルで、2.0LのK型エンジンはここから始まっている。
ボディーを補強して足回りのセッティングを自分好みに仕立てれば楽しく走れる車だ。

DB8
またインテグラにはセダン型もあるのだ(DB8)。
すでに中古車でも希少になってしまったがこれをオッサンらしく磨けば渋い1台となること請け合いだ。
関西にはDC2をリフレッシュしてボディー補強からやり直して販売してくれる工房さんもあるので予算さえあれば新品同様に仕上げて楽しむことも可能だ。
TomTomも一時は買うかどうか本当に迷ったものだ、今思えば買っておけば良かったと思う。

EK9(ホンダシビックType-R)

EK9
別にホンダが特別好きなわけではないのだがホンダの車が多くなってしまった。
EK9もDC2と同じく軽量コンパクトでハイパワー(1.8Lではピカイチ)、それに足回り等はしっかりコストを掛けた車なのだ。

現代のこのクラスの車で4輪が独立懸架になっている車は無くなってしまった。
ボディーはそれなりだが少し弄るととんでもないポテンシャルを発揮してスポーツカーを存分に感じられる車だ。

S2000

S2000HT

友人が乗っていることもあり触れる機会は多いのだが、やはりこの車は避けては通れないことだろう。
なんと言っても2,000ccから250psを絞り出すF型エンジンが貴重だ。
また元々高価な車だけあり、いたるところにコンパクトカーでは装備しないような仕組みが多く、非常にこだわった作りが素晴らしい。

TomTom的にはオープンボディーはどちらかというと不要なのだが、それにもかかわらず素晴らしい剛性を確保しているところも見逃せない。
オプションでハードトップの設定があるのでオープンが不要な方は選択すると良いかもしれない。
S2000の初期モデルはピーキーなリアサスペンションをどうセッティングするかで楽しさが決まってしまうのではなかろうか。

マーチ12SR

12SR
この車のエンジンはオーテックがメカチューニングしたものだ。
エンジンのスペック自体は大したことは無いのだが随所にこだわりが見られる車だ。
ドライビングしてみても剛性感に溢れて、これがマーチなのかと思えたりするのは補強が入っているのだろうか(ここは不明)。
いずれにしても非常にボディーが小さいのでタイトな林道チックなステージではポテンシャルがあるだろう。

ところで日産は時々エンジンをスペシャルにしたモデルを出している。
例えばNEO VVLと呼ばれる機構を積んだSR16という強力なエンジンがある。
これを搭載したパルサーとかサニーがあるのだが、なぜか華が無いというか惹きつけるものが無いのだ、これは惜しいと思う。

三菱i(ガソリン車)

Mi

正確に言うとi-MeEVが現役なので絶版ではないが、軽自動車のi(アイ)なんて面白そうだと思っている。
この車変な形をしているがエンジンはリア床下にミッドシップマウントされているのだ。
細かいことだがそのために前輪と後輪の太さが異なるというこだわりを見せる。

エンジンはNAとターボの両方がラインアップされていた。
惜しいことにミッションにMTの設定が無くCVTのみとなる。
CVTではスポーツ走行という訳にはいかないのだが、こういった凝った作りのi(アイ)のコーナリングはなかなか凄いらしい。親戚が乗っているのでチョイ乗りはしたことがあるのだが、攻めたコーナリングはしていないので不明である。
サーキットを走るということではないがツーリングマシンとしての素性はあるのではないだろうか。
それにしてもターボにMTの設定があればと今さらながらに思うのである。

三菱ミラージュ1.6RS

MRS
この車も長い歴史を持っていて時々変種を出してきた。
この1.6RSはエンジンは文字通り1.6Lだが出力が175psあり強力だ。
このことから競技に使われることが多く一般にはあまり出回っていないようだ。
大変希少種となってしまったが、弄り方によってはポテンシャルのある車となるしパーツもまだあるようだ。
ホンダのEK9のような存在の車だ。
個人的にはまだ乗ったことは無いがたいへん興味のある車である。

ダイハツコペン

copen
もうすぐ新型が出る予定なのだが先代のコペンは思っているよりもポテンシャルのある車のようだ。
この車もいまだにドライブする機会が無く想像するしかないが、少し弄ればパワーは上げれるし各種パーツも沢山出ている。
自分好みに仕上げていくことが可能な良い素材のようだ。

ECUを変えれば80psまでは簡単にパワーアップもできる。
FFだがLSDも沢山ラインアップがありパーツの自由度は高い。
ただし2シーターであるがゆえにポジションの自由度や居住性は全く期待できないので要チェックだと思う。

軽自動車だけにランニングコストはミニマムに抑えられると思うのでミニマル的なカーライフの良きパートナーとなるだろう。またオープン好きな人にも良いかもしれない。

客観的視点から見た自分好みの車

自分でこうして気に入った車を挙げていくと自分の好みが大変良く分る。
機構的な事にはあまりこだわりは無く、駆動方式にさえこだわりが無い。
自分で言うのもおかしいのだが駆動方式に対してのこだわりが無いというのも珍しいのではないだろうか。

競技でもFFとFRの両方に乗ったが、これもまた特にこだわりは無かったものだ。
ただ走り方は変えないとタイムも安全性も確保できないのは確かだ。
一言で言うと軽量コンパクトで剛性感に富み、ある程度以上の居住性(ドライビングポジション)が確保できることだろう。
これが確保できた上でのエンジンの素性が良いに越したことはない。
やはり少し変態な選択基準だと思う、ご了承いただくようお願いするところであります。

管理人はカーセンサーで中古車を探すんです

カーセンサーnetの良いところは中古車の詳細ページから該当車両のスペックがすぐに確認できる点。
管理人もいつも使ってるのでおすすめです。

 

今回はこのへんで
では