ニュースによるとトヨタとパナソニックが共同開発を行っているそうだ。
遠隔操作の歴史は古いのだ
家電の遠隔操作はかなり古くからあり、昔はテレコンと呼ばれていた。インターネットもクラウドも無い時代、モデムを介して機器を電話回線経由で制御する。ある意味この分野は枯れた技術なのだ。操作する側がスマデバになったり、間の回線がインターネットになったり、プロトコルがTCP/IP上に乗ったりと変化があるのは確かだ。
しかし本質的には遠隔でのシリアル操作であることは変わりがない。今回の共同開発は車と家電、ひいてはスマートハウスを接続してしまおうというものだ。個人的にはコントローラーを車に限定してしまうのが今時ではないと思う。ラスト1マイルとよく言うがコンシューマー向けの末端はやはりスマデバだろう。
単に車から何かがコントロールできるだけでは工夫がない。ハードや通信回線だけでは今までと変わりがないだろう。すると何が出来れば役に立つのか、使う側もよくよく考えてみる必要があるのではないだろうか。
ただ、この組み合わせはこれからのキーとなるべきものかもしれない。今後注目してみよう。
今回はこのへんで
では