最近年を取ったせいか日本の山林の問題だとか過疎の問題だとか大変気になる。
こうして車関係のブログを書いていても、ユーザーとして車の経済性を上げることは大変良いことなのだが何か引っかかっていた。それは地方へ行くと分かるのだが車は日常の必需品である。
EVやそれを取り巻く環境の問題は単に車だけの問題だけにとどまらない
TomTomは関西に住んでいるが、日常は車は不要な環境だ。仕事には電車に乗れば行けるし、買い物も歩いて行けないことはない。
しかしこういった事情は地方へ行くと全く事情が異なる。何するにも車での移動が必要とされる、すなわち交通費に占める車関係の出費が多い。それは即燃費の問題として跳ね返ってくる。だから燃費の良い維持費の安い車が必要なのだ。
EVについて考えてみると、そもそも電気を作るのに火力発電だったり原子力だったり総合的に全然エコでは無いのだ。個人的にはここも引っかかるところだ。
ある日、国沢宏光さんの記事を読んだ、全くこの意見に賛成だ。現在の車技術の流れはガソリン、ディーゼルから電気へと向かっている。その先には水素が見えているのだが、これって大きく見ればエネルギー問題そのものである。
記事中にあったがガソリンスタンドの無い場所でも電気は来ている。そうインフラの中で一番環境耐性が強いのは電気なのだ。大昔TomTomが通信インフラの調査をした時にこれは分かっていた。モビリティに関してもこれを使わない手は無いだろう。
こうしてイロイロ考えていると車一つ取ってもガラガラと従来の構造が音を立てて時代とともに変わっていく、まさにその真っ只中にいることが分かる。次世代のエネルギー源である水素ステーションの整備も遅れているように聞く、日本全体のことと考えて構想していかないといけないだろう。
今回はこのへんで
では