ダイハツより新型コペンが発売になった。
TomTomとしては新型コペンは先代モデルよりも時代に沿った車だと思うし、エコを追求する時代にマッチしたスポーツカーとしての在り方を提言する車だと思う。動力性能は物足りないが使い切れる車として継続して注目していきたい車種だ。少しづつメーカーの意図を読み解き、新型コペンの正体を見極めて行こうと思うのだ。
最近流行のマーケティング手法
スズキのハスラーの時もそうだったが、専用サイトをオープンし見るからに力が入っていることが分かる。サイトには「Copen Club」や「オーナーサービス」、Facebookと連動する部分もあり、コミュニティーを作ることに重きを置いていることが分かる。これはトヨタ86と同じ手法のダイハツ版という形だ。
新型コペンのコンセプトは「クルマって楽しい」。それを感じるために誰もが使い切れるスポーツカーというのが新型コペンの役割。そして「ともに暮らすことが、生きる悦びのひとつに」というのが目的だ。こういう事ならハードウェアだけでは無くソフトウェアも非常に大事だ。
新型コペンの車両構成だが非常にシンプルだ。「COPEN Robe」の1車種のみの構成で、それにMT/CVTがあるのみだ。「COPEN Robe」というネーミングは着せ替えできる車種ゆえ、その外装によりいくつかのバリエーションを作るということなのだろう。
新型コペンの特徴を書き出してみたら次のようになる。
剛性:D-Frame
味付け:片山右京がアドバイザー
専用タイヤ:スポーツ性、乗り心地
空力:空気抵抗低減、リフトの抑制
エンジン:3気筒ターボ
CVTミッション:7速ブリッピング付き!マニュアルモード
MTミッション:5速、オプションでLSD設定可能
マフラー:排気音チューニング
外装:8色のカラーバリエーション、一部オプション、ルーフはブラック
着せ替え:販売会社での脱着、データ公開
内装:オープンカーらしい内装だがしょぼい、ブラウンがデフォルト、ブラック有
燃費:CVTはアイドリングストップ付きで25.2km/L、MTは22.2km/L
重量:MT850kg、CVT870kg
TomTom的希望:LSDはCVTにも設定が欲しい、タンク容量30Lもう少し欲しい
最後に価格はMTで1,819,800円(税込)、CVTで1,798,200円(税込)に設定されていて内容からすると十分リーズナブルだと感じている。
新型コペンは今までに無かったコンセプトの車だし、マーケティング的には新たな手法を取り入れてチャレンジいていると思う。継続して動きを追いかけていきたい。
今回はこのへんで
では