フィンランドのタイヤメーカーであるNokianからかなりびっくりの新技術が発表されている。
実用化出来たら凄い事だと思う、飛び出るスパイクタイヤ
それは車内からスタッドタイヤのピンを突出させることができるタイヤだ。
昨今は規制のためスタッドレスタイヤが国内では主流だが、それ以前はスパイクピン付のスタッドタイヤが主流だった。
これは常時金属製のピンが突出した状態なので雪のないアスファルト上を走ると夜目には火花が散っていたものだ。
こうした使用上の難点があり、その結果アスファルトを削ってしまい粉じんが出るのでスタッドタイヤが禁止になってしまったという経緯がある。
今回の技術はそれを解決できるソリューションだ。
環境対策にもなる、飛び出るスパイク
車両に設置されたスイッチを押すとピンが出るので何らかの通信はしているのだろう。
またどういう技術でピンを出したりへっこめたりしているのかは不明だが、かなり面白い技術であるのは確かだ。
すでに空気圧を伝達するという事は実用化されているが、こうしたタイヤとの通信が進んでくると様々なことにも応用できそうだ。
他には使い道はないだろうか。
ドライバーが車両室内のスイッチを押すと、2番目の通常の状態のスタッドが、3番目のように飛び出るということになる。
タイヤのトレッド面にどのような仕掛けがしてあるかは不明だが、なかなか画期的な仕組みであることは間違いない。
加えて車両側からタイヤに何らかの通信を行っていることについても注目づべき点だ。
このへんの技術は近い将来に非常に重要になると思う。
今回はこのへんで
では