トヨタのノア/ヴォクシーの姉妹車で出る出ると噂のあったエスクァイアだが2014年10月29日に発売が開始される。
エスクァイアの立ち位置は少し高級なノア/ヴォクシーというポジションである。これを聞いて思い出したことがある。トヨタのセダンにはブログレという車種があった。この車は1998年に発売されてサイズは5ナンバーだが内容は高級車という当時としては画期的な車だった。
小さくても高級車
高級車と言えばサイズはそれなりに大きくユーザーに空間的な余裕や立派な外観を提供することが一つの要素ではある。過去にこの法則というか既成概念を打ち破ろうとした国産車の一つが前述のプログレだった。結果的にはプログレのセールスは芳しくなく売れなかったのだがコンセプトは良かったと思う。今でも時々プログレを見るが非常にコンサバな車として今でも色褪せていないのではないだろうか。
ただしセールスがうまくいかなかったのは高級な車としてのコンセプトなのだか、ボディーは良いとしてもエンジンを高級感を維持したままダウンサイジングできなかったのも原因の一つだろう。
話は戻ってノア/ヴォクシーの高級版であるエスクァイアの価値をどれだけ打ち出せるかと言うところにかかっている。機能的に見れば、同じ機能の製品が高いプライシングなのだから付加価値が強力でないと売れない。トヨタがそこをどう料理するのかが非常に気になるポイントだ。 ちなみに新型エスクァイアの価格帯は259万2000円から320万4000円あたりになるようだ。
パワートレインはガソリンとハイブリッドが用意される。新型エスクァイアがユーザーにどのように受け止められるか経緯を見守りたい。
今回はこのへんで
では