タカタと言えばシートベルトやチャイルドシートのような安全をカバーする製品を思い浮かべる。
儲けも大きいがリスクも大きい
今回問題となっているのはエアバッグでアメリカを中心に現在のところ780万台のリコールに発展している。もちろんこれはリコール対策費に費用が掛かるので、これだけの数になると経営にも影響が出る。
既に対策費は計上して決算の数値を修正していて2015年3月期の決算は黒字の予定だったものが赤字になる予定だ。しかしこれは少し前のお話しなので、現在アメリカでのリコールは拡大中なのでさらに心配だ。
昨今の車作りを見ていると部品調達のグローバル化や共通化が大きく進んでいる。このため何かことが起こると非常に大きな影響が世界規模で起こってしまう。非常にリスクの大きなビジネスとなってしまっているというのか現状だろう。
確かに儲けも大きいがリスクも大きい。
なんだか他人事とは思えない
TomTomは仕事としてソフトウェアを生業としているが、個人的にはよく似た状況のように思える。
大きな仕事を取れば取るほどバグの出る可能性も高く、その後始末も大変なのだ。リスクを考えると小さな仕事を沢山積み上げるのが理想的だが資源が分散し難しいところではある。
タカタのニュースを見てこんな事を考えてしまったと言う訳だ。
タカタに関しては上手く自体が収束し怪我などをする人が少ないことを祈るのみである。
今回はこのへんで
では