SEMAショーにてマツダMX-5の「グローバルMX-5カップ」の車両が公開されている。
この「グローバルMX-5カップ」は文字通り世界中で開催される事を計画している。つまり開催地はヨーロッパ、北米、アジアとなっていて、最終的には世界一決定戦も行われるのだそうだ。
この「グローバルMX-5カップ」用の車両は2.0Lになる模様だが、日本では1.5Lが発売の見通しなので、日本ではレース専用車になってしまうのだろうか(積車で運ぶ?)。それとも1.5Lと2.0Lの併売となるのであろうか、うーん気になるところではある。
マツダの英断、しんどい方を選択?
マツダは既存のカテゴリーに参加することよりも、この「グローバルMX-5カップ」を立ち上げることを選択した。新たなレースカテゴリーを立ち上げるのはエネルギーの必要なことであり、将来的に存続できるのかさえ不透明だがこれを選択したわけだ。しかしよく考えてみるとMX-5がエントリーして活躍できるカテゴリーが既存のレースに存在しないのも確かなのだ。それならいっそのこと作ってしまえというのが真相だろうか。 かつて世界中で同じ車両のワンメークレースは思い返してみたが記憶に無い。というか車自体が世界中で同一モデルを販売している車がかなり少ないのだ。こういった車が全く無いわけではないが、世界規模でのワンメークレースは行われていない。もしこの「グローバルMX-5カップ」を立ち上げることができればそれこそMX-5の名前は世界中に知れ渡ることになりマツダにとっては良いことだ。さらにレースを通じて車両開発や改良も進むだろう。このためには莫大な資金が必要だと思うしエネルギーも必要だ。このあたりの課題を一つづつクリアして行く必要がある。道は長いだろうが頑張って欲しいものだ。
今回はこのへんで
では