マツダのアイデンティティ、ロータリーエンジンに思う

最近のニュースでマツダの社長がロータリーエンジンについて火は絶やさないと言っていた。

個人的なロータリーエンジンの感想

マツダのロータリーエンジン、画像はネット上から拝借
マツダのロータリーエンジン、画像はネット上から拝借

個人的にはロータリーエンジン搭載の車に乗ったことはないので直接恩恵を受けたということはない。

全く個人的な印象で申し訳ないのだがロータリーエンジンについて少し書いてみる。 ご存知のようにロータリーエンジンは往復運動をする機構がなく構造が非常にシンプルだ。回転フィールはそれこそモーターのようでヒューんという表現がピッタリだと思う。

チューニングの世界ではロータリーエンジンを専門にやっているショップも多く存在していて、チューニングの内容についても当然だが様々なノウハウがあり奥が深い。モータースポーツの世界でも活躍し一時代を築いた。

そんなロータリーエンジンなのだが車両に搭載すると燃費が良くないのが最大の弱点である。これは今の時代においては致命的だ。これが主な理由となってロータリーエンジン搭載モデルが消えていくことになってしまったと思っている。

個人的にはロータリーエンジン搭載車を所有したことはない。大昔に友人のコスモ(スポーツではない)、最近RX-8のレンタカーに乗ったのみだ。街中を走らせてみた印象はとにかくスムーズな回転が印象的だ。またエンジンブレーキがレシプロエンジン搭載車と比較してかなり弱い。チューニングしたロータリーエンジンには乗ったことがないがどのような印象なのだろうか。サーキットへ行くとチューニングされたRX-7がアフターファイアー出しながらかっ飛んで行くのをよく見かける。小型軽量、それにチューニングしがいのあるエンジンとなれば良いことづくめなのだ。 しかし前述した燃費が改善されて、排ガスがクリーンにならないと市販車では難しい。消えて行くのは惜しいことだがこれも時代の要請だろうと思うのだ。

内燃機関に関しては基本的な構造はまだまだ変わりそうにないようだ。

今回はこのへんで

では