先日「コペン エクスプレイ」が発売されて、想像していた車と違うという感想を書いた。
サブカルチャーと車
「コペン エクスプレイ」は私の中ではファンカーなのかしら?と思った次第である。しかしながらその背景を調べてみると事情が異なることが分かってきた。
まず「コペン エクスプレイ」はネーミングを公募して決定した。そして販売面では「コペンXPLAYプロジェクト」を立ち上げてまずはコンセプト固めを行った。メインのテーマとしては「クルマで、遊ぼう」というものだ。ターゲットとする層はローブよりももっと若い層を狙う。そのため音楽、車のデザイン、キャラクター設定を行っている。だからこそ発表の場が秋葉原となっていて、秋葉原のサブカルチャーの流れを利用しているのだ。
こんなマーケティングはオッサンに分かる訳がないなぁと感じてしまった。
現在のマーケティングに関するキャンペーン内容は大変オッサンには興味深い。
まず「XPLAYミュージック」として、初音ミクのような仮想キャラが歌う楽曲を作る「ポカロP」やその曲の「歌い手」とコラボして楽曲を配信。
次に「XPLAYイラストコンテスト」としてイラストやキャラクターを作ってもらう、これはイラストサイトのpixiv上での展開だ。
まぁ「コペン エクスプレイ」のデザイン自体は公募したわけではないので、このデザインがありきでのお話である。それにマーケティングとして秋葉原サブカルチャーとのコラボレーション、そしてデザイン公募ということになっているのだ。
個人的にはサブカルチャー文化には詳しくないが興味はある。大阪でも日本橋というディープな場所があり、若いころはよく通ったものだ。しかしその頃は今ほどサブカルチャーは露出しておらず地下に潜伏していたものだ。若年層を取り込もうと思うとこうした大掛かりなマーケティングを行う必要があるようだ。ダイハツの上層部もなかなかやるもんだと感心した次第。
今回はこのへんで
では