ホンダからコンパクトセダンとしてグレイスが発売開始された。
アジアマーケットでは先行してシティーという名前で発売されている。近々出る予定のジェイド(次期のストリームと言われている)についても中国マーケットで先行して発売がされているのだ。
ホンダの新開発手法
つまり中国マーケットなどのアジア向けに先に販売をしてから日本で発売するケースが多くなっているのである。日本のユーザーにしてみればある程度他のマーケットにて枯れた製品なのだから初期の不具合は出にくい。反面新車としての新鮮さが少し薄れてしまうのも確かだ。ただ中国をはじめとするアジアマーケットの詳細な情報は日本国内ではあまり流れていないので知っている人も少ないのではないだろうか。
フィットベースだがグレイスにはええモノ感がある
グレイスに話を戻すと、思ったよりも高級感とまでは言わないがええモノ感がある。アジアマーケット向けという頭があるとなんだか安物臭いという先入観念が入ってしまうのだ。TomTomも個人的にはそういった目で見てしまっていたが、ホンダのサイトを見てみると全く異なることが感じられた。
パワートレインはi-DCD専用となり、これはフィット・ヴェゼルに続いて3車目の採用となる。もうかなり枯れてきたと思うのでリコールの嵐ということにはならないので安心できるのではないだろうか。
落ち着いたセダンでそこそこ人気が出そう
ちなみにサイズは全長4,440mm×全幅1,695mm×全高1,475mmとなり5ナンバー枠に収まる大きさだ。サイドにはフィットを髣髴とさせるキャラクターラインが入っているが、これはフィットよりも自然に溶け込んでいるのではないだろうか。多分フィットと同時に開発が進められてきたのだろう、そしてベースとなるキャラクターは共通のようだ。しかしセダンな形状なだけフィットよりも少し大人というか落ち着いて見える。コンパクトセダンとしては落ち着いてはいるがオジン臭くも無い、ここは大事なポイントだ。
一度見に行ってみようと思う。
今回はこのへんで
では