前回はホンダ次期NSXの予約がUKで締め切られたというニュースだった。
秒読みに入った新型NSXの発表
サーキットを走ってみたり販売予約を開始したり終了したり、次期NSXのニュースはそれほど間隔を空けないで少しづつ露出してきた。で、ついにその姿がワールドプレミアする段階に来たようだ。
北米は勢いのあるマーケットの一つ
タイトルにあるNAIASとはNorth American International Auto Showの略で、今回は2015年1月12日からデトロイトで開催される。思えば日本車の多くが北米マーケットをターゲットにおいているため、発表されるのはアメリカでの場合が非常に多くなっている。実際にこうした発表を数えたことはないが次に多いのが中国マーケットではないだろうか。これらは対象の車の主なターゲットがこういう地域にあるということだ。つまり勢いがあるマーケットなのだ。
次期NSXはホンダのサイトにすでに動画が上がっており、外観はすべてを見れるわけではないがエンジン音も聞けてしまう。音を聞いてみたところ、なかなかハイチューンなユニットのような音がしていて楽しめる。中身は今時の車らしくハイブリッドとなるが、実際にはBMWのi8あたりと張り合うことになるのだろうか。まだハッキリとしたターゲットが伝わってこない、というのは価格が発表されていないからだ。今回のワールドプレミアにおいてスペックや価格が出てくるならばライバルがハッキリとすることだろう。
高価になってきた日本のメーカーのスポーツカー
こうした日本車メーカーのハイエンドのスポーツカーは一般庶民には手の出ない領域に進みつつあるのが少し残念だ。レクサスLF-Aや日産GT-Rは既においそれとは手の出せない価格帯になってしまった。そして今回のホンダNSXもi8あたりをライバルとするのなら同価格帯に設定されるはずだ。ちなみに日本でいうと2,000万円弱といったところだ。ただそれだけの価格帯に設定して来る限りはホンダのスポーツカースピリットの象徴としての役割も持たせるはずだ。これである程度ホンダの考えるスポーツカーの行き先が分かるだろうと思うのだ。そういう意味では買える買えないではなくNSXの役割が気になるところだ。
今回はこのへんで
では