ジュネーブショー向けにホンダの新型シビックType-Rのエンジンスペックが発表になった。
新型シビックType-RのエンジンはFFとしては最強クラス
シビックType-Rのスペックは次のようになる。
エンジン:直列4気筒、2.0L VTEC TURBOエンジン
最高出力:310ps/6,500rpm(レッドゾーンは7,000rpmから)
最大トルク:40.8kgm/2,500rpm
最高速度:270km/h
0-100km/h加速:5.7秒
サスペンション:アダプティブダンパーシステム、デュアルアクシスストラットサスペンション
タイヤホイール:19インチ軽量アルミホイール、235/35R19タイヤ
ブレーキ:前ブレンボ社製4ピストンブレーキキャリパー、350mm径ドリルドディスクローター
ドライビング制御:「+R」モード→エンジン/ダンパー/パワーステアリング
発売予定:2015年夏に欧州各国で販売開始
ニュル北コース記録:7分50秒(参考メガーヌR.S.トロフィーR:7分54秒36)
↑ 新型シビックType-Rの外観画像、外観は事前に伝わってきている情報や画像と変わらない、すでに外観はかなり固まっていたようだ、ベースがヨーロッパ仕様の5ドアハッチバックなので空力付加物を加えてもなぜかカワイイというかほのぼのとした全体のシルエットとなっている、ディティールを見るとアグレッシブだが決して美しいデザインとは言い難い、画像はネット上から拝借
もちろんFFでは最強クラスである。一般にFFでは300馬力がひとつの目安となっていて大バワー大トルクをいかにしてトラクション確保するかがポイントとなる。たぶん足回りやトラクションコントロールに様々な工夫が凝らされていると思われる。
最強の市販2.0LエンジンとしてはAMGのエンジンがある、驚くべきことにこの360PSを発揮するエンジンはアイドリングストップを備え4WDなのだ。
新型シビックType-Rがこうしたパワーと環境性能を備えているかが注目点なのだ。
新型シビックType-Rのニュル記録はどうなったのか? → FF最速を奪取!
ルノーのメガーヌR.S.トロフィーRが持っていた7分54秒36を4秒上回る7分50秒を記録した。これは予定通りの事だと思うし新型シビックType-Rにとっては必要な事なのだ。
しかし少し不安もある、サーキット走行を重視するあまりに偏りが出ないだろうか。普段使用するのに躊躇するような車にならないことを祈る。
↑ 新型シビックType-Rのメーター画像、左は前後左右Gの表示、右は過給圧とアクセル開度だろうか、最近はこうした走る際の必要情報を表示できる車が増えている、画像はネット上から拝借
新型シビックType-Rは先代モデルとはどう違うのか
先代のシビックType-R、FD2は酷い乗り心地だった。このためセダンにもかかわらず後席は使い物にならないものだった。
新型のシビックType-Rがここのところをどう改善してくるか。またターボが付いたことによるネガティヴな部分をどう料理しているかがポイントだと思う。
ホンダのことだから何か新機軸を折り込み済みだと思うのだ。詳細情報を待つとしよう。
↑ 新型シビックType-Rのインパネ画像、チラっと見えるシートが素晴らしい形状をしている、ステアリングホイールはD形状で下がフラットなタイプ個人的には好きではない形状、Type-Rの定石であるチタン?シフトレバーが装備もちろん6MTである、2ペダルは計画に無いのだろうか、ルームミラーの後ろには何かついているので衝突安全に関する装備もあるようだ、インパネのモニター部分やその下はフラットな操作パネルを持つ、この形状では走りながらブラインドタッチはできないだろう
今回はこのへんで
では