本日スズキのアルトターボRSが発売開始された。この車を待っていた人も多いと思う。
アルトターボRSの価格は事前情報通り
販売価格は2WDが1,293,840円(税込)となっており事前の情報通りだ。この価格帯なら走る車兼お買い物車として車好きな人達のニーズに応えられると思うのだ。
↑ アルトターボRSのホワイト、ホワイトなら目の周りやグリルのクロームメッキが目立たなくてよろしい、赤いアクセントは少しうるさい感じ、画像はメーカーサイトより拝借
気になるアルトターボRSの正式スペック
ラインアップは2ペダルのみとなっているのでMTを待っていた人には残念な結果となった。
ここでは主なスペックを見てみよう。
エンジンはターボ付きで64PS/6,000rpm、10.0kgm/3,000rpmとなっている。タコメータを見る限り7,000rpmまで回るみたいだが意外と高回転型ではないので乗りやすいかもしれない。ミッションとの関係もあるのだろう。
感心したのはレギュラーガソリン仕様、アイドリングストップ、エコクールが標準装備な点だ。自主規制があるのでカリカリチューンではなくレギュラーでも十分と言う事なのだろう。逆にチューニングの余地があるのかもしれない。
ミッションは5速のAGSとなっていてステアリングにパドルが付く。パドルは左がシフトダウン、右がシフトアップで標準的なものだ。シフトレバーはマニュアルモードに入れて押してシフトダウン、手前に引いてシフトアップとなり好ましい操作方法なのだ。
ブレーキはフロントがベンチレーティッドが奢られたので安心して踏めるだろう。リアはドラムだが車重を考えると十分だと思われる。ホイールは8本スポークのアルミが標準でサイズは165/55R15となり、専用タイヤのポテンザが装備される。
ボディー関連はストラットタワーバーが標準装備となり他にもボディーが補強されている。
↑ アルトターボRSのスポット増し、開口部を中心にスポット増しがしてあり剛性は期待できそうな雰囲気だ、画像はメーカーサイトより拝借
↑ アルトターボRSのフロント部分の剛性強化、FFでは剛性に大事なポイントのエンジンルーム周りの補強がなされている、ただしこの部分はボルトオンの補強だ、画像はメーカーサイトより拝借
安全装備としてはESP/レーダーブレーキサポート、ヒルホールドコントロールが標準装備だ。
その他の装備として以下が標準装備となっている(抜粋)。
ディスチャージヘッドライト スマートキー+プッシュスタート シートヒーター(2WDは運転席/4WDは前席) フルオートエアコン イモビライザー フォグランプ 本革巻きステアリングホイール シートリフター フットレスト セキュリティーアラーム
気になる車重は670kgでパワーウェイトレシオは10.5kg/PSとなる。
燃費はレギュラーガソリンで25.6km/L、かなり良い数値だ。
↑ アルトターボRSのブラック、ブラックとクロームメッキとの組み合わせはこの車の性格と合わないと思うのだが、それ以外は締まって見えて良い感じだと思う、画像はメーカーサイトより拝借
アルトターボRSで残念な事
今回のアルトターボRSで個人的に残念な事はいくつかある。
ボディー色の設定が少ない事、3種とはあまりにも少ないと思う。またボディーに関して言えばメッキを多用した外装になっていてどうも気に入らない。たぶんアルトの上位バージョンという位置付けである事の裏付けだと思う。
走りに関してはLSDの設定がオプションも含めて無い事。FFはこれを外すとあかんだろうと思う。
アルトターボRSを総合的に見ると
総合的に見てみるとこの価格でこれだけよく装備したと感心する。
走れるモデルというだけではなくてアルトの上位バージョンとしても機能するモデルとなっている。肝心の走りの機能はかゆい所に手の届いたもので基本的な事は十分対応できていると思う。
↑ アルトターボRSのレッド、色的には一番レッドがしっくりくると思う、クローム部分をすべて外すか交換したい、これにLSDが入れば言う事なしなのだが、画像はメーカーサイトより拝借
価格からすればかなり良く出来た車だと言だ。あとは実際に乗ってみないとなんとも言えないだろう。走ってみて楽しいかどうかが分かれ目だ。
今回はこのへんで
では