ちょっとスポーティーなジェイドRSが発売開始

先代のストリームにもRSというモデルがあり少しだけスポーティーなストリームという印象だった。 今回はジェイドにRSというグレードが設定されV-TECターボが搭載された、より走りにフォーカスしたモデルだ。

ジェイドRSがどれだけスポーティーなのかは未知数

ホンダのRSというグレードは様々な車種に設定されていてベースグレードよりも少しだけスポーティーな設定になっている。しかしガチガチのスポーティーモデルではない。
ホンダのスポーティーモデルは、Type-R > Sシリーズ(S2000とかS660) > RSグレードという順序でスポーツ度が高い。
RSグレードで身近なところと言えばフィットがある。目立たないが1.5Lにしてはパワフルなエンジンを積んでいて少し手を入れればかなりのポテンシャルを発揮するモデルとなっている。 ジェイドRSについてもかなりスポーティーなセッティングになっているのではないかと想像する。
ジェイドRSのフロント画像
↑ ジェイドRSのフロント画像、フロント周りはベースモデルのエレガントな印象からスポーティーな印象へと変えられている、画像はメーカーサイトより拝借

ジェイドRSのグリル部分画像
↑ ジェイドRSのグリル部分、グリルの仕上げ方も先代ストリームRSと同じやり方だ、これでかいなり外観の印象が異なるのも事実だ、画像はメーカーサイトより拝借

ジェイドRSのリア画像
↑ ジェイドRSのリア画像、リアはハイブリッドモデルと差が無い、もう少し違いを出した方が良いと思うがどうだろう、タイヤホイールはハイブリッドXと同じ215/50R17となる、画像はメーカーサイトより拝借

今回のジェイドRSのキモ

キモは何と言ってもエンジンだろう。新世代のV-TECターボ1.5Lが搭載されてパワーと燃費の両立が出来ているエンジンだ。ステップワゴンに次ぐ2代目の搭載モデルとなる。このエンジンのフィールが良ければそこそこ気持ちよく走れる車になっているのではないかと思う。
次にミッションだがCVTのトランスミッションにパドルシフトを装備して走りを意識した演出になっている。これは先代ストリームもそうだったので同じ路線を踏襲している。
肝心のサスペンションだが、RS用にセッティングを変えてあるようだ。ハイブリッドとは重量配分が異なるため違うセッティングを施すのが当然だ。その味付けが気になる所だ。
姿勢制御としてはハンドリングをアシストするアジャイルハンドリングアシストがS660に続き採用されている。
ジェイドRSのインパネ画像
↑ ジェイドRSのインパネ画像、色のせいか内装も少しだけスポーティーな印象がある、しかしシート生地がオジン臭い、外観と釣り合った内装にしてほしいところ、画像はメーカーサイトより拝借

重量はハイブリッドと変わらず

これは非常に面白い所だが、ジェイドRSの車両重量はハイブリッドと同じ1,510kgになっている。通常であればハイブリッドモデルのほうが重くなるはずだが同じ重量なのは何か理由があるのだろうか。詳細な情報が現在のところ無いため詳細は分からない。ボディー各部に補強が入っているとかということは無いだろうと思う。

ジェイドRSの価格は安くなった

ジェイドハイブリッド272万円に比較してジェイドRSは253万円の設定となり19万円ほど安い設定となった。ジェイドでは一番安いグレードとなった。ハイブリッドより安くなるのは当然だが思ったよりも価格差が少ない気がする。それだけ走りの装備が充実しているという事だろうか。今後の情報を待つしか無いようだ。
またこのRSグレードはジェイドのエントリーグレードとして人気が出そうだ。

今回はこのへんで
では