よく話題に上がっているCLIO RSだが本国でついに発売されたようだ。
「Clio RS 200 EDC」の200は出力の200馬力を指し、EDCは「efficient dual clutch」のことだ。
「Clio RS 200 EDC」はターボで2ペダルのみの設定
エンジンは可変バルブタイミング付1.6L直噴ターボで馬力は200馬力/6,000rpm、トルクは240Nm/1,750rpm、ミッションは6速デュアルクラッチとなる。0-100km/h加速は6.7秒、最高速度は230km/h。
小排気量ターボによくあるトルクはあるが回らないエンジンのようだ。
新採用の電子式ディファレンシャル「R-Diff.」を装備し、前輪と後輪の回転を監視しコーナリング時に前後輪の速度差が大きくなると内側の前輪に軽くブレーキをかけ、トラクションを回復させる仕組みだ。ESCよりも先に介入することでドライビングフィールを向上させている(失速感が少ない?)。
「RSドライブ」はボタンを操作することで走行モードを変化させるもので、ノーマル・スポーツ・レースの3つがあり、ステアリング・アクセル・トランスミッション・エンジン・ESCやローンチコントロールの設定が変化する。「レース」モードはESCやASRをオフにすることが可能だ。
インパネセンターに鎮座するナビのような「Rモニター」は各種車両センサーをモニターできる。使いようによっては大変面白いかもしれないが、日本に導入されたときに日本のサーキットに対応はできないだろう。
「Clio RS 200 EDC」のボディーは5ドアのみ
ボディサイズは全長4,090mm×全幅1,732mm×全高1,432mmで従来と異なり5ドアだ。色はホワイト・レッド・ブラック・グレーとイエローの専用カラーの5色がある。シャシーセッティングには従来通りスポールとカップとなる。
最新モデルらしく燃費は欧州複合モードで6.3L/100km(およそ15.9km/L)、先代よりもよりも25パーセントの向上で性能からすると素晴らしい燃費である。
↑ 「Renault Clio RS 200 EDC」のリア、少しごちゃごちゃしているが無難なまとまり、デフューザーがいかにも効きそうな形状、最近流行の四角いマフラー(ツイン)、リアウィンドウが小さい、画像はネット上から拝借
↑ 「Renault Clio RS 200 EDC」のフロント、ボンネットが分厚いのは歩行者保護だろうか?、よく見ると不細工なフロント部分だ、画像はネット上から拝借
↑ 「Renault Clio RS 200 EDC」のサイド、なんとセクシーなくびれだろう、リアフェンダーの盛り上がりにも高揚感を覚える、サイドは素晴らしいデザインだと思う、画像はネット上から拝借
↑ 「Renault Clio RS 200 EDC」のシート、シートバックは深そうだが座面はおっさん車のようだ、モノトーンな室内に赤いワンポイントが効いている、画像はネット上から拝借
↑ 「Renault Clio RS 200 EDC」のコックピット、センター部分はここだけピアノ仕上げで浮いている、全体的に結構高級感がある、画像はネット上から拝借
↑ 「Renault Clio RS 200 EDC」のシフトレバー、EDCとはefficient dual clutchの略称だ、ついに6速のデュアルクラッチになった、赤のワンポイントカラーが効いている、画像はネット上から拝借
↑ 「Renault Clio RS 200 EDC」の「RSドライブ」スイッチ、走行モードを選択できる、ここには見た目の演出は全くない、ノーマル・スポーツ・レースの3つのモードから選択可能、画像はネット上から拝借
↑ 「Renault Clio RS 200 EDC」の「Rモニター」、ラップタイム記録画面・EDCの動作モニター・車両データのリアルタイムモニター、画像はネット上から拝借4つの画像を1つにまとめている
↑ 「Renault Clio RS 200 EDC」の「Rモニター」2、トラクション状況表示・Gセンサーによる前後左右方向のGモニター・USBメモリでデータを吸い上げ画面(PCで閲覧可能)・車両の状態とシンクロしてスピーカーから効果音?を出す画面(プリセット車が用意されている)、画像はネット上から拝借4つの画像をまとめている
「Renault Clio RS 200 EDC」の気になるになる価格は
ちなみに本国フランスでの価格は約310万円からということだ。日本に導入される際にはもう少し高くなってしまう事だろう。
全体的には、かなりギミックが多いが基本性能は押さえた上の装備だと思う。Clio RSもなんせ4代目となり、ハードの作り込みは手慣れたものだ。
コンパクトなボディーにハイパワーで燃費の良い現代的なエンジン、そして良く練られた足回り、とくればコンパクトカー好きにはもうたまらない。
個人的にも大変興味津々で今から日本上陸が楽しみな車がまた増えてしまった。
今日はこのへんで
では