自動車はモデル末期を狙えという考えもある。品質が安定しトラブルの少ない車を手に入れることができるという考えだ。
最近でもモデル初期はトラブルもある
メーカーでは製造技術の進歩によりモデル初期から安定した品質を発揮するようになってきている。しかし最近の例ではヴェゼルのモデル初期にリコールが連発したことは記憶に新しい。
こうした事から考えると、どちらかというとモデル末期のほうが安定しているだろう。
↑ 現行プリウスPHV、現在では価格もかなり安くはなった、こんなツートーンのラインアップもあるのだ知らなかった、ハイブリッドやプラグインを特に意識しなくても使える非常に良く出来た車だ、もう少し航続距離が伸びてボディーが小さくても良いだろう、画像はメーカーサイトより拝借
プリウス関係のスケジュール
プリウスはもうすぐ新しいモデルが出てくるがプリウスPHVは遅れて出てくる。スケジュールは次のようになっている。
- 2015年6月末:プリウスPHV一部改良
- 2015年10月:プリウスモデルチェンジ
- 2016年秋:プリウスPHVモデルチェンジ
プリウスPHVはグレードが減って値下げ
現行のプリウスPHVは4グレードあり、一番下のグレードはLで2,931,429円スタートだ。ただLグレードは装備が簡素過ぎて個人向けでは実質Sグレードの3,085,714円がスタートラインとなる。
一部改良で一番下のグレードのLが無くなりSとGの2グレードになるようだ。さらにスタートのSグレードも200万円台に価格が安くなる予定だ。
次期プリウスPHVには安くて長い距離が走れる事を期待
プリウスPHV自体は非常に良く出来た車だ。
プリウスPHVについては発売当初に10daysモニターをさせていただいたこともあり、その性能や使い勝手は良く出来ていたと感じた。またプラグインハイブリッドだと特別意識しなくても使えてしまうところが凄い車だった。それだけに現行プリウスPHVはモデル最終段階になり熟成というか完成されたモデルとなっているはずだ。
日本ではまだまだEVでは不安が残るのというのが事実だろう。充電設備が圧倒的に不足しているからだ。都市部ではある程度解消されてきているが地方では全く頼ることができない。
そこで充電ができるハイブリッド車はガソリンでも走れるし、近距離なら電気で賄えるところが現状での理想形だ。将来の車社会への布石が充電できるハイブリッド車に掛かっていると言っても過言では無いだろう。
次期のプリウスPHVにはこの辺りの役割を担ってもらうことになる。欲を言えばEVでの航続距離を伸ばし小型軽量な車として出してほしい。
今回はこのへんで
では