ルノーのクロスオーバー車であるKADJAR(カジャールと発音?)がヨーロッパで発売されたようだ。このKADJAR自体はジュネーブショー2015で発表されていたものだ。
↑ ルノーKADJARのリア画像、同じ車台でもルノーが作ると少し雰囲気が異なる所が面白い、リアハッチなんかはルノー色が良く出ている、ボディーサイドは少しエクストレイルの雰囲気が残っている、画像はネット上から拝借
KADJAR発売開始でエクストレイルの兄弟が増えた
日産のエクストレイルはクロスオーバー車としてグローバル展開する重要なモデルである。今回ヨーロッパで発売開始されたKADJARも実は日産エクストレイルの兄弟車なのだ。
現在展開されているエクストレイルの兄弟車は次の通りである。
日産ブランド
ヨーロッパ
- エクストレイル
- キャッシュカイ
北米
- ローグ
日本
- エクストレイル
ルノーブランド
- KADJAR
↑ 上:UKでの日産キャッシュカイ、中:UKでの日産エクストレイル、下:USでの日産ローグ、ボディーは全く同じようだがサイドのキャラクターラインが異なるようだ、この車のデザインはなかなか秀悦だ、しかしこのグローバルなそっくりさん展開は感心しない、画像はメーカーサイトより拝借
ルノーKADJAR(カジャール)のスペック
KADJARのスペック詳細はハッキリしていないが現在のUK情報では次の通り。
サイズ:全長4,450mm×全幅1,840mm×全高1,600mm
ディーゼルモデル:
dCi130:6MT、FF/4WD
dCi110:6AT/6MT、FF
ガソリンモデル:
TCe130:6MT、FF
タイヤホイール:225/45R19
ルノーKADJAR(カジャール)の画像
↑ ルノーKADJARのフロント画像、全体的な骨格はエクストレイルだ、フロントグリル辺りは最近のルノー顔をうまくはめ込んでいる、エクストレイルではカクカクとしていたボディーサイドのキャラクターラインが丸くなっていてフランス車らしいとも言える、画像はネット上から拝借
↑ ルノーKADJARのフロント画像その2、フェンダーの盛り上がり方がそれらしい、一連のルノーのキャラクターが上手く出ていると思う、タイヤホイールは225/45R19という大口径のモノを履いている、画像はネット上から拝借
↑ ルノーKADJARのサイド画像、なかなか伸びやかなサイドからの外観、フェンダーの盛り上がり方がなかなか良い、ドア下部のえぐれているところなんかはクリオと同じだ、タイヤホイールが少々大きすぎるような印象もある、画像はネット上から拝借
↑ ルノーKADJARのリア画像その2、リアのバンパー部分は面白い造形、バンパーが2つ付いているようだ、ナンバーの下には膨らみがあるがマフラーだろうか、全体的に少しうるさいリア周りだ、画像はネット上から拝借
↑ ルノーKADJARのインパネ画像、同じ車でもルノーが作るとこんなにも異なる印象の室内になる、日産の無機質な感じから一転生き物のようなインパネだ、しかしこれでもまだルノーらしくないのが残念、画像はネット上から拝借
↑ ルノーKADJARのシート画像、ここが一番ルノーらしいところだろう、シートのザックリ感が素晴らしい、こうしたシートのセンスは日本車にはあまり無い、掃除が大変そうだが許そう、画像はネット上から拝借
↑ ルノーKADJARのラゲッジ画像、エクストレイル譲りの使いやすそうなラゲッジ、ラゲッジは実用性一点張りの印象、最近はボルダリングが流行っていてクリーンなイメージがある、画像はネット上から拝借
ルノーとルノースポール、日産とニスモ
エクストレイルのニスモバージョンの噂が以前からある。これと同様にKADJARのルノースポール版についても噂が出ている。
良く考えてみれば車台が共通化された事で日産とルノーの関係と同様に、ニスモとルノースポールの関係が成り立っても全くおかしくない。
ただユーザーから見ると車台が共通化するのは時代の流れというか諦めもつくが、各々のワークスチューニングされたモデルが共通化されるのは個性が無くなりつまらない事だ。
このあたりはルノー日産で良く考えてほしいモノだ。
今回はこのへんで
では