ルノーClioにRSと通常モデルの間を埋めるモデルが設定されたようだ。
「Clio GT 120 EDC」が設定された
「Renault Clio GT 120 EDC」のネーミングはRSと同じく、120は出力でEDCは「efficient dual clutch」のことだ。
エンジンは通常モデルと同じだが、シャーシにはルノースポール(RS)の手が入り、よりスポーティになっている。
さつそくスペックを見てみよう
「Renault Clio GT 120 EDC」
大きさ:全長4,063mm×全幅1,732mm×全高1,448mm
ホイールベース:2,589mm
最小回転半径:5.3メートル
重量:1,090kg
エンジン:1,197cc直列4気筒ターボ
最高出力:120馬力/ 4,900回転
最大トルク:190Nm/2,000回転
ミッション:6段EDC(ツインクラッチ)
駆動方式:FF
タイヤ:205/45R17
燃費:19.2km/L(欧州基準)
0-100km/h加速:9.4 秒
最高速度:199 km/h
なかなかツボを押さえた内容の「Clio GT 120 EDC」
スペックを見る限りパワフルな印象はないし重さもそれほど軽くない。結果パワーウエイトレシオは9.1となり平凡な数値だ。
だがその内容はRSが手を入れてるだけにツボを押さえた内容なのではないだろうか。サスペンションの剛性アップと共にダンパーのセッティングについても、よりハードな方向になっていたりする。タイヤホイールは17インチを履き、見た目は正にRSの弟分だ。
またRSと同じくパワーステアリングやアクセルペダル、トランスミッションの特性を変更できる「R.S.Drive」も備わっている。
つまり簡単に言うとエンジンが異なるだけで装備はほぼRSを踏襲している訳だ。
高性能は必要無いがルックスが気に入った人にはベストマッチではなかろうか。
↑ 「Renault Clio GT 120 EDC」フロント画像、ボディ細部はRSと異なるが非常に良くまとまっている、いかにも良く走りそうだ、画像はネット上から拝借
↑ 「Renault Clio GT 120 EDC」リア画像、大層なディフューザーは装備されないが程よい演出だ、ルーフスポイラーも付いて程々にスポーティー、画像はネット上から拝借
↑ 「Renault Clio GT 120 EDC」エステートのフロント画像、リアドアまでは見事なほどにハッチバックボディーと同じだ、リアクォーター部分はうまく処理できていると思う、もう少し車高が低いとさらにカッコ良いと思う、画像はネット上から拝借
日本車もコパクトカーでこういった車は出てこないのであろうか?こいったところにヨーロッパの車文化の奥深さを垣間見たような気がした。
今回はこのへんで
では